「春雨」。 ご存知だと思います。中国などからの輸入の緑豆春雨と違い、私共の品は国産の原料を使い国内で生産した純国産の春雨で、スーパーではお安い品が並んでいるにもかかわらず、名指しでWEBサイトからご注文をいただきます。
商売にからむ記事が嫌いな私が、なぜ「春雨」を取り上げたかというと、「春雨」という名のソフトを見つけたからです。多言語 Web 頁管理ツール(※1)です。私にはソフトの内容はよく解りませんが、多言語でWEBページを作るとき、言語ごとにページを作っていたのでは後のフォローが大変なので、一つのページでできるようにしよう、とのソフトのようです。
「春雨」、白く細くやや透明感のある商品をご覧になって、情緒のあるネーミングだとはお感じになりませんか? 戦後国内生産が始まって自然発生的に生まれたネーミングのようで、実は商標登録がされていないのです。全国はるさめ工業協同組合の集まりでも、「商標登録しておけばよかった」との後悔話はよく出ます。
それに比べ、このソフトのネーミングの由来はどこからなのでしょうか。まるで想像がつきません。我々春雨の製造にかかわる組合員の中に、こういったソフトを開発できる方がおられるとは、とても思えないのですが・・・・。
(※1) http://suika.fam.cx/www/harusame/readme