アメリカの携帯電話業界二位のAT&Tに続いて、業界一位のVerizon Wirelessもパケット定額プランを廃止したニュースは、スマートフォンの急激な普及が如何にトラフィックの増大を招いているかを物語っています。3G回線からWi-Fiへの自動切換えの機器もあるようですが、どこでも使える3Gの便利さにはかないません。
近い将来、日本でも同じ状況になることは目に見えていますが、今のところ日本のどの携帯電話会社もパケット定額プランを廃止するとは言明していません。営業的に大いに不利ですから、どこが最初に猫の首に鈴を付けるか、でしょう。
私には今のところ縁のないスマートフォンですが、使う環境にある人が一度使い出すと、その便利さから抜け出せないことは想像できます。パケット定額ですら毎月の支払いはお小遣いを圧迫しているでしょうから、定額廃止ともなれば今までのように安易に使うことはできないでしょう。
さてこの流れ、スマートフォンの普及速度を抑えることになるのか、はたまた携帯電話会社が新たな対策を講じるのか、ちょっと見ものです。