電話関連のセールスが今も頻繁にあります。要は光回線を引きIP電話にすればお安くなりますよとの勧誘です。IP電話ではNTTに支払っている基本料に当たる分が安くなり、通話料も安くなりますので、利用しておられる方も多いことでしょう。
IP電話は、その名前(Internet Protocol)が示すとおり、大部分の回線はインターネットに接続されています。されば不測の事態も考えられるわけで、それにからむ記事(※1)は気になります。コストを抑えるつもりが、身に覚えのない国際電話料金が請求されたのではたまったものではありません。NTTはIP-PBXについてのみ注意を呼びかけていますので、内線電話網を使用している場合に限られるのかもしれませんが、一般家庭でも内線をご利用のところも多いでしょうし、使わないとしても拡張が可能なようにIP電話機器セットとして既に組み込まれているかも知れません。
私どもは故あってIP電話には切り替えをしていませんが、お使いの方はID・パスワードに注意されるとともに、請求金額をいつもチェックされたほうが良いでしょう。
(※1) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/24/news108.html