ちょっとむなしいです

 「消えた年金」を含む多くの年金問題は、民主党が政権を取った後もまだスッキリとした解決策は見いだせない状況です。その年金について以前から疑問に思っていたことがあります。
 政府の説明は、「年金は永年支払い蓄えてきた分を老後に受け取るものではなく、その時代の若者世代が老後世代を支えるためのものだ」ですが、ならばどうしてあんなにもお金が貯まっているのだろう。政府の言うとおりならばその年年で収支決算が済んでいるはず。不測の事態に備えるとしても数年のスパンで良いはず。 が、私の疑問でした。
 「積立方式で始まったはずの年金制度は、なぜ途中から賦課方式と説明されるようになったのか?」(※1)を読んでみて、「やはり裏があったのか」との気持ちを強くしています。皆さんはどう思われるでしょうか?
 どんどん貯まってくるお金、賦課方式ならば自由に使えるわとばかり、多くの箱物につぎ込んだりして、結局はどぶに捨ててしまいました。
 「少子高齢化の時代、やむを得ない」と達観なさる方もおられるでしょう。でもその少子高齢化を産んだのも政策の無さです。そんなことを考えていると、首相を選ぶ党首選挙で騒いでいるのがむなしくもあります。

(※1) http://diamond.jp/articles/-/9355

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