事務所の南側には三階建ての住宅があり、そのゴミ置き場に隠れるようにして先日来、怪しげな人が前の道路を行き交う車を見つめ、時々無線機端末に語りかけています。そう、通称「ねずみ取り」です。
かといって速度検知器は見あたらず、情報(出所は秘密です)によると、運転中の携帯電話の使用をチェックしているとのこと。
使用が禁止されて久しいですが、今も運転中に携帯電話をかけている人はよく見かけますし、かかってくるとつい出てしまうのも事実です。が、前の車がのろのろと煩わしいなと思っていると、原因が携帯電話だったりして、本人への危険性もさることながらドライバーをいらだたせるなど他への迷惑も見逃せません。
法律はできたものの果たして取り締まっているのか疑問なほど、周りを視ていて野放しの感を持っていましたが、現実に取締をしているところを視て、「警察もやってるじゃないか」と、その不審な若者にエールを贈りたくなります。
シートベルト違反が極端に減ったように、「取締をやってるぞ」と見せることが残念ながら法律厳守への近道のようです。本当はそうではいけないのですが・・・。