為替が少し円高傾向です。民主党が政権を取れば円高に振れるとの予想がありましたが、そのせいなのでしょうか。
輸出に支えられている日本経済では円高はあまり好ましいものではありまが、この月のシルバーウィークに海外旅行を計画しておられる方は、「もっと円高になれ」と旗を振っておられるのではないでしょうか。わずかの差でも少しでも円高の時に買い物をしたり、ドルに交換したりすると得した気分です。
忘れがちなのは手数料です。ドル表示の商品を「今のレートでは円ではこれだけになります」と店員に奨められクレジット払い、いざ引き落としをみると、引き落とし時のレートは買ったときより円安であったり、それに手数料が乗っかったりで、店員に聞いた円よりかなり高くなっていてガッカリしたりします。ドルで支払うにも銀行の交換手数料3円/ドルは高すぎます。手数料を抑えるためにFX会社を通す手段もあるそうですが、たまに行く海外旅行にそこまでする人も少ないでしょう。
この手数料に限らず、銀行の手数料は何かにつけ高いと思いませんか。ATMを通すと自分のお金を下ろすにも手数料がかかる場合があるのには、ばからしい気がします。しかもいつの間にか値上げをされていたりして。銀行が倒産すれば社会に大きな影響を与えることは判りますが、今の好決算を見ていると、ちょっと過保護に過ぎるように思います。