お盆休みも終わり、今日から仕事の方がほとんどでしょう。お盆休みのニュースといえば、何といっても地震による東名高速道路の盛り土の崩落です。お盆の帰省、高速料金1000円、交通量の大幅な増加が見込めた時期との重なりで、最重要ニュースとなっていました。
昔、部門は違いますが技術畑で働いていた私としては、「これは技術屋の腕の見せ所」とニュースに注目していましたが、対策は二転三転、急がされた割には無駄な時間を費やした感があります。いかなる指揮系統にあったかは全く分かりませんが、復旧時間が最優先されたばかりに、見落とされた項目がいくつもあった気がします。
一応の復旧は見たとはいえ、まだ大きな問題を抱えています。将来起こるであろうと想定する東海沖地震は、今回の地震の一桁以上上。しかも東名高速道路は事後復旧のための基幹道路。「思った以上に地盤が弱かった」などとのつくろい文句は言っておれません。これからが技術屋の腕の見せ所です。大いに期待しています。