Wordと言えばMicrosoft officeのExcelと双璧をなす主要ソフト。そのWordに、約3億ドルの賠償金と米国内での販売差し止め判決が下されたニュースにはちょっと驚きです。
私は一太郎派ですので、Wordのことは全く知りませんし、「カスタムXMLタギング技術の特許侵害」と説明されても何のことか全く分かりません。が、Microsoftにとって大問題であることは想像できます。それ故、Microsoftはあらゆる手段を講じて、判決を覆そうとするだろうことは識者ならずとも大方の予想で、現に上訴に向けて動いています。
訴えを起こしたカナダの「i4i」がどの程度の規模の会社であるか知りませんが、私には巨像に噛みつくアリを想像させます。Wordに無関心のせいで不謹慎ですが、ここにくるまで紆余曲折があったであろうことを想像すると、痛快感さえ少し覚えます。