消費者能力テスト

 家内が読んでいる雑誌「クロワッサン」の古い号の「広告は『消費者能力テスト』」なる記事に目が留まりました。 「大きな字に目が留まりますが、消費者が読むべきは小さく書かれている文字の方です。」 なるほどそうです。取り上げていた例は携帯電話の広告ですが、このことは全ての商品やサービスに言えると思います。
 今は情報化社会、情報を得ることで有利になりますがその反面、情報の真理をつかまないと思わぬ不利益を被ります。広告メディアは依頼される広告内容を精査しているわけではなく広告収入に視点が置かれていますから、「なにか胡散臭いなぁ」と思うものも少なくありません。知識を持たない商品やサービスに対しても「?」を感じるのですから、いささか知識のある私共の商品に関しては尚更です。
 広告やメディアへの露出以外では商品やサービスを知る機会がなかった時代に比べ、今は情報過多の時代です。その分売り手側も策を巡らせます。メディアも精査することなく枠を埋めるネタとして取り上げます。それらの情報をどう判断するか、正に「広告は『消費者能力テスト』」です。

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