vimでランチャー

 再度 vim(gvim) です。
 PCのデスクトップに数々のショートカットを置いたり、フリーソフトを使ったりと、プログラムを手早く起動するためにランチャー機能をお使いのことでしょう。Start → 全てのプログラム も一つのランチャーと言えます。今日は vim でのランチャーです。
 テキストエディタで開けるファイルを一つ作ります。そこに一行に各一つ、エディターで開きたいファイル、起動したいプログラム、ブラウザで開くブックマークなどをフルパスで記載します。
 どの行に何を入れたかは忘れがちですので、1.A 2.B 3.C ・・・ と覚え書きを最後に加えます。覚え書き部分以外は見る必要がないので、折りたたんで見えなくしておきます。( n行からm行までの折りたたみは、コマンドで :n,m fold で、編集のため全ての折りたたみを解くのは zR です。)
gvimrc に次の三行を追加します。 
 nmap <F5> G<C-W>gfgg
 nmap <F6> G<C-W>f<C-W>t<C-W>H
 nmap <F7> G:silent ! start <cfile><CR>
もちろん F5、F6、F7 キーは好みのものに変更してください。
 これでランチャーの完成です。
 使うときはまず先ほど作ったファイルを開き(AutoHotkeyを使うと楽です)ます。Aをテキストエディターの別タブで開く場合は、1 → F5 、Bをテキストエディターのスプリットで開く場合は、2 → F6、Cのプログラムを起動したり、関連プログラムで起動したり(ブックマークなどもこれに当たります)する場合はは、3 → F7 とキー操作をします。
 お試しください。

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