頭の体操

 週明けの頭の体操です。
 4倍すると数字の順序が反転する5桁の数字を求めてください。
 4倍しても桁数は5桁ですから、最上位の桁(5桁目)は1または2です。1とすると、4倍した数の1桁目が1でなくてはなりませんが、あり得ませんので、5桁目は2、1桁目は8と判ります。という風に考えてみてください。
 4倍すると数字の順序が反転する数は、4桁に始まりそれ以上何桁であっても一つあります。考えていくとその法則はすぐに見つかります。気分転換に考えてみてください。

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誕生への思惑

 先日英ウィリアム王子の初来日があり、被災地への訪問など精力的にお回りになり、私をはじめ好感を持たれた方は多いことでしょう。キャサリン妃の同行がなかったのは残念でしたが、第二子の誕生を間近に控えているとあってはやむを得ません。
 第二子誕生で思い出しましたが、ホームページに使うドメイン名の争奪戦ってまだあるのでしょうか? 第一子誕生時には「ジョージ」の取得が殺到したと聞きますし、商品を連想させるものや、判りやすい連想のドメインは、高値で売買取引が行われたとも聞きます。それを企む人々が、第二子の誕生と命名を手ぐすね引いて待っているやも知れません。あるいは名前を予想してあらかじめ登録をしている猛者もいるでしょうか。
 著名人となれば、こんな事態も避けられないのかも知れませんが、思慮のある一般人は素直に誕生を喜びたいものです。

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BlinkLink

 世の中には面白いことができるウェブサイトがいろいろあります。でもその多くは長続きしません。1年ほど前にここでも記した、指定人数がアクセスすると消えてしまう画像と簡単なメッセージが作れるサイト、BlinkLink(※1)がまだあるかな? と探してみると、まだありました。
 「Upload」をクリックして画像をUpすると、指定回数とメッセージ記入欄が出てきます。で、作ってみたのがこれ(※2)。
 画像と簡単なメッセージだけですから、どんな使い方ができるか限定的ですが、どんな仕組みでできているのか、興味は沸きます。

(※1) http://www.blinklink.me/
(※2) http://www.blinklink.me/b/EQdLTtjQE70

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Gmail

 Gmailは便利で多用させていただいています。以前登録アドレスに「.」をどの位置に追加しても元のアドレスとして受け付けてくれ、捨てメアドに使っていると書きましたが、もう一つのやり方が、アドレスを工夫するだけでGmailを簡単に整理できる方法(※1)に紹介されています。
 記事にもあるように、アドレスの後ろに「+****」と + の後に自由に判別しやすいキーワードを付けるやり方です。
 捨てメアドといえども、IDを取る際メールマガジンへの登録を義務づけされたり、逆に積極的に情報を欲しかった場合など、「.」だとどのサイトからのメールか判別が難しいですが、キーワードだと判別がしやすくGmailで自動振り分けも自由で、早速使わせていただきました。
 便利です。ご利用お薦めします。

(※1) http://news.mynavi.jp/news/2015/01/28/143/

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右書き文字

 横書きで文章を書くとき、今は左から右へが当たり前で逆の右書きの文字を見るのは、昔の時代の映画に出てくる看板くらいです。
 エディターのvimでは、左書きから右書きに簡単に変更することができます。コマンドで、:set rightleft(略してrl)です。元に戻すには、:set norightleft(略してnorl)。
 元々アラビア文字など今も右書きの言語に対応するためですが、面白いので知り合いにこの右書きにした文章でメールを送ってやろうと企てたことがあります。ところが残念、この機能は表示するだけで、コピペや印刷では元のままです。perlをかじっているときだったので、プログラムでと考えてもみましたが、馬鹿なことは止めようと思いとどまりました。
 もし万一気が変わって変なメールが届いたならば、「この馬鹿さ加減、まだまだ若い」とでもお思いください。

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消えゆく運命

 ご存じでしたか、鼻濁音(びだくおん)。今朝の朝日新聞の記事「鼻濁音 消えゆく運命?」で、私は初めて知りました。息を鼻に抜いてやわらかくする発声とのこと。「学校」の(が)の音は通常で、「鏡」の(が)の音は鼻濁音で発声するのだそうで、アナウンサーには必須とあります。
 記事を読んで、私も新聞を前に「学校」「鏡」と何度も発声してみましたが、違いが判りません。ということは私の中では運命どころか既に消えているようです。近畿では鼻濁音の発声をしている人が4.3%とありますから、無理もありません。
 人が生を受け言葉を話すようになるのは、周りの環境に依存します。66.2%の東北や60.9%の北陸も、人の交流によってやがては消えてゆくでしょう。残そうとするならば、家族や周囲とは別にアナウンサー的な教育をすることでしょう。その前に残す価値が有るか無いかですが、私がむしろ残して欲しいのは言葉の使い方です。例えば「ぜんぜん」は否定語の前に付く修飾語のはずですが、「ぜんぜんできる」なんて聞くと、頭の中で血が逆流しそうです。これもまた消えゆく運命なのでしょうか?

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セキュリティ

 GoogleドライブとApps Scriptを利用して指定日時にメールを自動送信しよう(※1)に基づいて、日時指定のメールを送っていましたが、1月から「Google Apps Script On time Send Mail project のエラーの概要」なるメールが届き機能しなくなりました。そこには「その操作を実行するには承認が必要です。」とありますが、いったいどうしてそうなったのか、どう対処すれば良いのか解らず放置していました。先日ヒョコッと、以前Gmailに身に覚えのないアクセスがあるのでパスワードを変更したな、それが要因かも、と閃きました。
 でも「承認」ってどうすれば良いの? また壁にぶつかります。こんな処理はネット上をみても何の情報もありません。初心に戻るかと、記事の手順に従ってスプレッドシートを開き、「ツール」→「スクリプトエディタ」とたどると、以前にコピペしたスクリプトが表示されます。そこで「実行」で表示される関数名をクリックすると、承認を求めるポップアップが現れます。これでようやく解決です。
 分かってみれば至極簡単で当たり前なのですが、初めてのトラブルは得てしてこんなものです。それにしても正規の手順でパスワードを変更しているにもかかわらず、変更した結果が全てに行き渡るわけではなく、Googleさんもセキュリティ厳しいですね。予期せぬスクリプトが仕込まれているかもとの配慮でしょうが、パスワード変更手続きでそのコメントがあれば悩まずに済んだものをと思います。

(※1) http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20140114/1117623/

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覆面算

 ファイルを整理していると、以前遊んでいた覆面算が出てきました。例の一つの文字に0~9までの数字を当てはめ、数式が成り立つようにする問題です。
 SEND+MORE=MONEY が有名で、答えは 9567+1085=10652。数字に数字を当てはめる問題は、ONE+TWO+FOUR=SEVEN が有名で実に洒落ています。しばらく考えてみましたが、これほど洒落た問題は思いつきません。
 ファイルを見ていると、もう一つ数字に関する覆面算がありました。1~9の数字を一つづつ使って3桁の数字を三つ作ります。すると一番目の数を2倍すると、二番目の数になり、3倍すると三番目の数になりました。一番目の数はいくつでしょう。お暇なときに考えてみてください。答えが四つなのが問題としてはちょっと落ちますが、それでも洒落ています。
 いつかまた新たな問題を考えて、紹介したいです。

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成就したときの褒め言葉

 Gigazine で紹介されていたパズルげーむ0hn0(※1)を試して見ました。パズルとしては易しい方で、のめり込むほどのものではなく暇つぶしに良い程度ですが、私が興味を持ったのは、完成したときに発せられる言葉の多様さです。
 Wonderfull!、Great!、Excellent!、Nice! などは良く目にしますが、Dazzling!、Shazam!、Yay!、Ojoo! など初めて知る言葉に出会います。
 Clever は、賞賛の意味では使わないと教わってきましたが、ここでは出てきます。私のお気に入りは、Awesome! 。発音からは「おぉ寒む」ですが、意味が真逆なのがお気に入りの理由です。
 ところで Ojoo ってどういう意味なんでしょうか。調べても分からずじまいです。

(※1) http://0hn0.com/

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2進数 その2

 昔からあるゲームに「三山くずし」があります。三つの山にそれぞれ石を積み上げ、二人交互に一つの山から(二つの山にまたがってはいけません)1個以上の石を取り合い、最後の石を取った方が勝ち、または最後の石を取らざるを得なくなった方が負け、のゲームです。但しこのゲームには必勝法があります。
 二つの山ならば、必勝法はすぐに判ります。キーワードは、「同数」。石の数を同じになるようにして、相手の手番にすればよいのです。最終的な数は、2-2。最後は、勝ちの形態で取り方を変えます。
 三山の場合の最終的な数は、1-2-3 です。同じくキーワードは「同数」です。但し10進数で、1+2=3 と考えてしまってはいけません。10進数では同数は一義的には決まりません。例えば石の数が 8-6-5 のとき、石を取って 1-6-5 とできますが、8-3-5 とも 8-6-2 ともできます。それならばどうするか。ここで、0か1かで決まってしまう真打ち2進数の登場です。
 先の 1-2-3 は、それぞれを2進数で表すと、1は 001、2は 010、3は 011 です。それぞれのビットに立つ1は2個(偶数個)になっています。この状況は一義的に決まり、相手はこの関係を崩すことしかできず、あなたは再び偶数個にして相手に手番を渡せば必ず勝てます。先ほどの 8-6-5 では、8は 1000、6は 0110、5は 0101 ですから、ビット毎の1を偶数個にするには、8を 0011 に、つまり3にすれば良いわけです。
 あえて偶数個と言ったのは、このゲームは三山に限らず、四山でも五山でもそれ以上でも同じだからです。四山の最終的な数は 1-1-2-2 、五山では 1-1-1-2-3 です。山が多くてもゲームが進行すれば一山減り、二山減り、・・となってゆき、最後は三山での争いになるので、「三山くずし」のゲームとして残ったのです。

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