番組改編時期は大量の特番と新番組でハードディスクレコーダーの容量があっという間に一杯になってしまいます。
毎日毎日数時間の録画データが増え続けていますが、
そもそもそんなに見る時間がありません。
自転車漕ぎ運動をしている1時間は見る時間として確定していますが、
テレビばかりをそうそう見続けてもいられない訳で。
新番組の方は1,2週間で取捨選択が完了して消費できる範囲に収まるのですが、
取捨選択をするためには1話目を見なければいけません。
飛ばし見、ながら見を駆使して処理を進めていくことになります。
行き過ぎると娯楽なのか作業なのかわからなくなりますが。
リモコン
昨日の朝日新聞の「リモコン危険」の文字が目にとまります。今朝も同内容で連載をされています。以前から大丈夫なんだろうかと思っていたことが実際に起こっているのですね。
リモコンの便利さを享受するともうやめられません。メーカーもそういう消費者の心理を見越して、あらゆる機器にリモコンを採用します。でも知らない内にストーブがついていたなんてことになると惨事につながりかねません。国内の主要メーカーではリモコンのデータコードの割り振りを行っているようですが、中小メーカーや輸入品までの管理はできません。造るメーカーもさることながら、使う方としても何もかもリモコンに頼るのではなくむしろリモコンは不要だと見極めねばなりません。
余談ですが、最近の車はほとんどがキーレスエントリーです。リモコンは放送電波のように周波数を割り振っている訳ではなく、赤外線の周波数にデータを乗せ、変調をして送っている訳ですからビット数を増やせば区別車両は増やせるはずですがそれでも限りがあります。極端な話8ビットとすると、257台目はどれかと同じなのですから、スイッチを押すと横の車が開いたりします。大丈夫なのでしょうか。
電気は嘘つかない
調査会社のIDC Japanに依ると、2005年第3四半期(7~9月)の国内携帯電話端末市場に関する調査の結果、端末メーカーの出荷台数シェアでは前期トップのパナソニック モバイルコミュニケーションズを蹴落として、3位だったシャープが首位となったそうです。
メーカーを名指しするのは良くないかもしれませんが、シェアNo.1になったからこそ、そのシャープに一言申したいことがあります。私と家内の携帯電話はシャープのちょっと古い機種、802SH、使い始めてしばらくの頃、どうキーを操作した後かは覚えていませんが、突然画面が真っ黒に、もう何も反応しなくなりました。販売店に持ち込んだ所、シャープから返ってきた答えは、「異常はありません。」
使用頻度の少ない私は、その後もう一回、常時使用の家内はその後も何度か同現象を経験しています。電池を抜き取りもう一度入れ直せば復旧するということを知りましたので、そのまま使用を続けています。
携帯電話業界ではめまぐるしく新機種が発売されます。(前述の調査報告がこの3月と遅いのも、それが要因でしょう。)携帯電話用のソフトを開発しているところは、納期に追われて大変だとの話も聞きます。次から次へと新機種の投入を迫られる業態では、設計ミスも起こりやすくプログラムのバグも出やすくなるのは必定です。問題はそれへの対応です。「異常はありません。」の一言では、シェアーNo.1の名誉が泣きます。電気器具でおかしな現象が起こったとき、「電気は嘘つかない。」が私の口癖です。
百度
中国で70%のシェアを誇ると自負する「百度」(※1)が日本に上陸してしばらく経つそうですので、私も覗いてみました。Googleに似たシンプルな画面、検索結果表示も実に迅速です。結果は他の検索サイトと異なりますので、違ったアルゴリズムを採用しているようです。
なぜこれほどまでに中国でシェアを獲得しているのでしょうか。高まる検索エンジン・ナショナリズム(前編)(※2)、 同(後編)(※3)によればその理由は、Googleは早くに進出するも外国にサーバーを置き単に中国語に訳しただけであったのに対し、百度は著作権問題を抱えながらもMP3検索を初めエンターテイメント系サービスでインターネットの中心となる若者の心をつかんだ、スポンサー表示なしにスポンサーサイトを上位にランクする方式を長く続けてきた、インターネット直販の広告募集のGoogleは全国の代理店で募集する中国方式に遅れを取った、等があげられ、2005年に支社を設立しGoogle.cnを立ち上げるも中国政府の検閲を受けいれたため、そのフィルタリングでアクセス障害を引き起こしたり、本体のGoogle.comは外国にあるので、国際ゲートウェイを経なければならず、フィルタリングと相まってダウンロードの遅さで百度に致命的な差を付けらている、とのことです。
果たして日本ではどのくらいのシェアを獲得するのでしょうか。MP3著作権侵害に対する中国での裁判では勝訴したのですが、日本ではどうでしょうか。新たな他にないサービスの提供がなければ、すんなりとシェアを伸ばすとは私には感じられないのですが、皆さんはいかがでしょうか?
(※1) http://www.baidu.jp/
(※2) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070116/258796/
(※3) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070219/262422/?ST=ittrend&P=1
ひとつぶでにどおいしい
私は以前に読んだ本を読み返すことが時々あります。
以前に読んでいるわけですから、あらすじは読み進めていくうちに思い出していきます。ですから別に新鮮味があるわけではありませんが、一種独特の安心感はあります。
同じ映画を何回も見るという方にはお分かりいただけると思いますが、自分の波長に合うものは何回見ても心地いいのです。
ふと頭から全部読み返したくなるときもあったりします。
巻数が多いとプチ読書週間に突入しますが、それはそれで楽しいものです。
地震
遅い朝食の後、テレビを観ていると突然横にいた家内が、「地震?」 言われてみて初めて分かる程度だったのですが、天井の蛍光灯は揺れ、窓外の庭木が風によるとはみられない大きな揺れ方をしています。直後に速報が流れます。震源は能登、ここ奈良でこの揺れですから大きな地震です。
不意に襲う一瞬の恐怖もさることながら、家屋倒壊の被害にあわれた方等は今後の重い負担がじわじわとのしかかります。折しも2年前の玄海島の復興の一部がやっと伝えられる中、被災者の落胆ぶりはいかばかりかとおもんみます。
地震大国日本、地震には慣れているつもりでも、大きな地震ともなり被害状況が次々と報じられ、日頃「起きるぞ起きるぞ」と言われていない地域が震源であると、明日は我が身、天災とばかりあきらめてもおられません。
地震予知は可能なのか? 耐震強度はどこまであれば良いのか? 事故隠しでたたかれている志賀原発、設計耐震強度はマグニチュード6.1~6.6、直下ではなかったもののすぐ近くで起こった今回の地震のマグニチュードは6.9。地震が起こるたびにそれなりの人がうんちくを述べますが、まだまだ科学は自然を掌握するに至らず、歯がゆい感じです。
カーリング
先のオリンピック以来人気のカーリング、青森で行われている女子世界選手権をNHKが中継放送をするまでになり、私も二晩続けて観てしまいました。
初心者はストーンを真っ直ぐに投げるのも難しいらしいですが、選手権レベルではその勝敗は、戦術と技術、それに集中力の争いに依ると感じられます。圧倒的に後から投げる方が有利ですので、わざと敵に1点を取らせて後に回るとか、それを避けてあえてドローに持ち込むとか、大量点をねらってガードストーンを配置するとか様々で、それを実現する技術も敵の複数のストーンをはじき飛ばすダブルやトリプルのテイクアウトが決まったりすると、「すごい」と思ったりします。それに投げる時のあの集中した表情、全ての選手が美人です。
ただ特別な設備が必要なのと、用具なども高価と聞きますので、誰もが手軽にできるものではありません。そこで考えてみました。ゴルフボールとパターを使ったカーリング、題してパターリング、いかがでしょう。人工芝があればどこでもできますし手軽です。アンジュレーションを変えたりすると面白いかもしれません。案外流行るかも。
売価
一日問屋さんの営業マンとお付き合いする機会がありました。彼はその日一日、電話の掛け通しでした。
まずはメーカーに、「スーパー○○で今度チラシが入るんですが、△△の売価が尋常じゃないんですが、周年祭ということでなんとか了解してほしいんですが・・、えぇーえぇーそうなんです、売価ですか? ケース598円なんですが、えぇえぇ、安いのは分かりますが、損を出しての周年祭なんでなんとか・・」 相手の声は聞こえませんが、メーカーは納得できないようです。
今度はスーパーに、「安すぎるってメーカーの了解が得られないんですが・・、えぇ、えぇ、そりゃそうですよね、売価は売り手が決めるのはそうなんですけど、メーカーも他への影響を懸念して・・、あぁ、そうなんですか、もう止まんないですよね・・」
再度メーカーに、「もうチラシができあがってて、明日にも入るんで、止められないんですけど、なんとか・・、えぇえぇ、それは分かるんですが、先日もメーカーが来て商品を引き上げていったことがあって、その後関係が険悪で、ここでまたトラブルは時期的にもまずいんですが・・、ダメですか・・」
スーパーの一つに立ち寄ってチラシを確認した後、またまたメーカーに、「チラシできてました。ただ写真が間違って旧商品になってるんで、それで逃げられんでしょうか・・、うーん、あきませんか、もう止められないですよ、えぇえぇ、なんとか・・」
その後も何度もメーカー担当者に電話、私の聞いた最後は、「ダメですか、悪いんですけど会社に帰って上司に相談しても一回電話します」
NB(ナショナルプランド)は強いですね。メーカーの片割れとしては、羨ましい限りです。
市長選挙
財政破綻をした夕張市、「現職の後藤市長が4月の選挙に出馬しない」のニュースを聞いて、前途多難を思えば立候補をする人はいないのでは、と思ったのですが、実に大はずれです。
ニュースによると、説明会には6陣営が参加、ところが市内は1陣営のみで(それも市長が出ないのであれば私が)、他は他府県から。千葉あり青森あり帯広あり、他にも東京、大阪、新潟、愛媛などから選管に照会が来ているそうで、これは一体どう考えれば良いのでしょうか。財政破綻とはいえ市長には給料が支払われるわけですから、ちょっと見には「火事場○○○○」の感もします。それとも冷やかしなのでしょうか。もしそうならばその人達にとっては供託金の100万円など問題ではないのでしょう。
負担増とサービス減を強いられながらも残らざるを得ない市民は、どう感じているのでしょうか。もう投げやりにはなっておれません。短い期間でしょうが、しっかり人物を見極めねばなりますまい。
ソウル旅行記 最終回
バスツアーの最後は南北を結ぶ鉄道の韓国側の北端の駅(都羅山駅 37 53 55.42N 126 42 36.19E )。まだ真新しい立派な駅、ブッシュ大統領も来たとみえて、金大中との写真が飾られサインされた枕木が展示されています。改札口には兵士が二人、列車が動いていることを想定した発着列車時刻の電光表示が現実とのギャップの中で少し空しく感じます。

観光気分だけの我々と違って、韓国の人、特に離散家族を持つ人はどういう感情でこれらの場所に立つのでしょうか。ソウルの中心地、明洞に戻る途中、ガイドはこう話してくれます。「韓国で南北統一を望むのは20%程でしょう。望まない一番の理由は統一がなると経済格差からその後の負担が大きすぎること。これ程の格差のなかったドイツですら西側の負担は大変だったのだから。一方北のほうでは、少しでも動きがあれが権力でつぶされる。少しでも権力のおこぼれに預かっている人は、その権益を失うことを恐れて統一のなることを望まない。」
