先日群馬県で消防署員が30年間無免許で勤務し、その間救急車や消防車を運転してしていたことが発覚しました。
実は私も無免許ではありませんが、覚えがあります。運転免許証を常に身につけているわけではなく、鞄に入れたままにしていますので、急に飛び出したときなど、途中で免許証を持ってこなかったのに気がつきます。そう、免許不携帯です。反則点はつかないようですが罰金を取られる立派な犯罪です。でもこれには実に効用があるのです。不携帯に気づきもう戻れないと思った時点から、運転が慎重になります。「事故でも起こしたり、違反で捕まったりしたら大変だ」との心理が働くのです。
消防署員も最初の頃は安全運転に徹していたことでしょう。それが故にいろんな運転を任されていたのかもしれません。ところがうまく行き続けると慢心し、免許を取る気さえ起こらなくなっていったのでしょう。人生教訓の縮図を見るようです。
えっ、私のその後ですか? 今は出かけようとすると、「免許証、持った!」と家族から必ず声がかかりますので、大丈夫です。ご安心ください。
せんきょのこうせき
参議院選挙が近くなってきました。
当選するまでは頭を下げ、当選したらふんぞり返るという
ろくでもない人種をあらわす「遮断機」という言葉があるくらいで、
選挙前になると政治家の言うことがちょっとはまともになります。
とりあえず、任期を短くするなりして選挙の回数を増やしていけば
日本はマシになりそうな気がします。
選挙にかかる国費に見合う以上の効果が得られると思いませんか。
首相公選制、少数与党くらいが民主主義の理想形だと思うのですが、
その逆をいっているのが困りものです。
#政党なんて勝ちすぎるとろくなことがない。
スピーチ
バタバタしているため、ニュースには疎くなっていますが、世の中は参議院選挙へと否応なく動かされているようです。相次ぐ与党大臣の不手際と年金という最大関心事のごたごたで野党第一党の民主党は、最大のチャンスとばかり過半数獲得に向け動いています。過半数が取れなければ代表を辞任する、はたまた議員をも辞職するかのような背水の陣。一方与党はそれを選挙向けのパフォーマンスだと言わざるを得ないなど、不利を自ら認めています。
与党議員にしろ、野党議員にしろインタビューを聞いていていつも思うのは、人前ではほとんどしゃべれない私が言うのも何ですが、スピーチ力がいかに議員としての素質に重要であるか、です。大統領候補のオバマ氏が急上昇しているのも、彼のスピーチに民衆が引きつけられるからとも聞きます。もちろん内容があっての事はいうまでもありません。小沢党首の背水の弁も、もっとインパクトを強くできたのではないかという気がします。日本でも今後スピーチスタッフの活躍の場があるのではないでしょうか。
転送届け
皆さんからご注文をいただき、私共の品を産地直送で戸別にお届けできるのも宅配便の発達のおかけです。昔々は郵便小包が唯一の手段。郵便局への持ち込みが必要でしたし、サイズの制限も厳しかったです。今は集荷にも来てくれますし送料もずいぶんとお安くなりました。
便利な宅配便ですが、現在困りものが一つあります。先方が転居されている場合です。品物が即返送されてくるわけでありませんが、転居先不明で問い合わせが来ます。ご依頼主に問い合わせをしますが、個人のお付き合いの深い方ならすぐにお返事がいただけますが、会社関係だとそうはいきません。
郵便物の場合、転居などをした場合には「転送届け」を申請しておくと、前の住所に来た郵便物を新住所に転送してくれます。宅配業者も早くこのシステムを導入すべきです。宅配では遅れをとっている郵便局ですが、このところずいぶんと追い上げをしています。完全民営化になれば尚更のこと。宅配業者もこのことで追い上げの口実を作ってはなりません。早急な対応を望みます。
郵便貯金ホームサービス
勉強不足でしたが、インターネットで郵便貯金に関するサービスがあることを知りました。きっかけは先払いをお願いしている郵便振替の振り込みで、「電信振り込みなのにどうして確認ができないのか?」とお叱りをいただいたことです。
サービスを受けるには事前に書類での申し込みが必要で、その受領が昨日届きました。ネットへの接続は送られてきたお客様番号とパスワード、それに申し込み時に記載した暗証番号を入力して、やっと自分のパスワードを設定できる念の入れようです。
もともとネットでの郵便貯金の相互送金を目的にしたものですが、口座の残高や振り込み履歴を見ることができ、「おおっこれで今まで振り込んでいただいてから3・4日かかって通知が届いたものが、すぐに確認できるな。郵便局もなかなか粋なことをやるじゃないか」と思ったのもつかの間、履歴が確認できるのは電信振り込みだけで、私共でほとんどのケースの窓口での現金振り込みは対象外なのです。
ここまでやってくれるなら、もう一踏ん張りしてくれてもよかったのでは。そうすれが10月1日の完全民営化での振り込み手数料などの値上げも帳消しにできたのに、いやちょっと残念。
しんきしゅ、とうらい
W-ZERO3を指をくわえて見ていること2年余り。
(うちはウィルコム圏外です)
ようやく良さそうなスマートフォンが東芝から発売予定です。
bluetoothでlibrettoと連携もできそうですし、
指紋認証がついているのはうれしい限りです。
問題は3Gの契約をしなければならないのと、本体の価格です。
悪名高いスーパーボーナスに手を出すはめになるかもしれません。
スーパーコンピューター
パソコンの性能を左右するCPUの速度、開発により2年で倍になるというムーアの法則がありますが、もう限界とも思えるスーパーコンピューターでも開発スピードは止まらず、逆に日本はずるずるとその地位を落としているとニュースが報じています。
年二回発表される番付ではIBMの「ブルージーンL」が毎秒280兆6000億回の気の遠くなる演算回数でこの二年半トップの地位を保っています。既にこれの3倍の速度の「ブルージーンP」を開発済みだともニュースにあります。一方、東京工業大学の「TSUBAME」は14位に、NEC製の「地球シミュレータ」が20位に落ちるなど、文部科学省のてこ入れもまだ実績として表に出てきていません。
日本はこれまで他が開発した技術を上手に使いこなし、そこから派生する技術を生み出すことで発展してきました。しかし現時点では基幹技術では世界に大きく遅れをとることは許されません。文部科学省がどの時点でどの程度の性能と目標を置いているかは、それを知ったとしても素人の私には評価はできませんが、素人目に分かる番付の10位以内には早く顔を出していただきたいものです。
お中元
お中元の季節です。ウィキペディアによると、中元とは中国にある三元の一つで、旧暦の7月15日に半年間の無事を祝い祖先の霊を供養することで、両親に食べ物を送るようになり、それが日本では目上の人、お世話になった人達に贈り物をするように変化したとあります。
暦で新暦を用いるか旧暦を用いるかは地方差があり、私の子供の頃には関西ではお中元といえば8月1日~15日、関東では7月1日~15日が基準でした。ところが今や関西であろうが「7月に入ればすぐに」とおっしゃるお客様がほとんどです。先方からいただく前に贈ろうとの心理でしょうか。すごく気ぜわしい感じはしますが、商品の性質上すぐに食べていただいた方がありがたいのが私共の商品ですから、一時に集中するバタバタにも不平を漏らさず感謝をしながら作業しなければなりません。でもちょっぴり昔が懐かしいです。
糸
まだ少し先ですが、7月7日は「素麺の日」。糸のように細いの意から、織り姫の糸に例えてのことです。
私共の商品に「絹糸素麺」があります。昔々のことですが、この「絹糸素麺」の登録商標を申請したことがあります。ものの見事に拒絶されました。拒絶理由は「糸は素麺の代名詞」ということでしたが、その何年か後に、他の方が「絹糸」で登録商標をお取りになったのです。その何年か後に気がついたときには後の祭り、でも先使用権(登録前に使用実績があれば、他に登録があっても使用する権利がある)ことで、了解の上現在も私共の最高級商品に名前を付けています。
全ての事例を調べるのは難しい特許庁とはいえ、一方で拒否、他方で許可は不満の残るところですが、社保庁と違い実害がありませんので、波風を立てるつもりはありません。実は法律では「先使用権」も認めない条文もあり、解釈の仕方でどちらにも転ぶ可能性があります。実に法律とは法律家があれやこれやと活躍できるように作られている代物のようです。
ねっとのちから
当て逃げをされた被害者がまじめに捜査してくれない警察に憤り、
車載カメラの映像を公開したところ、車の所有者が勤務先を解雇されたというお話。
被害者がその一部始終を収めた車載カメラの映像とともに被害届を提出。
写っていたナンバープレートから割り出された車の所有者は、
人に貸していた、誰に貸したかはわからない。と主張。
半年後、放置状態に業を煮やした被害者は証拠の車載カメラ映像を公開。
割り出された車の所有者の個人情報が2ちゃんねるに貼り出され、
はた迷惑な「勇者」たちが勤務先やその取引先に至るまで、
質問やら抗議やらの電話をかける事態に発展。
勤務先の会社は車の所有者を懲戒解雇、HPに謝罪記事を掲載したという流れです。
警察がまじめに仕事をしていれば、
あるいは早い段階で車の所有者が被害者に対して何らかの謝罪を行っていれば、
こんな集団リンチみたいなネットの暴力にさらされることもなかったといえます。
交通事故のときに自衛のためにドライブレコーダーが必要だという話がでましたが、
ネットの暴力も必要悪となるのでしょうか。
