無事に青色申告と確定申告、消費税の申告を期限内に終わらせることができました。
やれやれです。
帰宅後にPS3の電源を入れてみますと、最終セーブデータは2月15日でした。
つまり、そのあたりからやり始めたということですが、
切羽詰らないとなかなかペースが上がらないもので、
結局は毎年ぎりぎりになってしまいます。
去年の申告書類を見ても、期限当日。
今年の申告も期限当日でした。
いやはや。
エンロン
この週末、レンタルDVDで「エンロン」を観ました。ご存じ当時全米第7位の巨大企業です。不正経理を疑ったジャーナリストの書き下ろしをベースに、元社員の話や内部資料を使って、急成長企業が2001年暮れ突然破綻した経緯を語るドキュメンタリーです。
天然ガス、石油、電気のエネルギー分野からIT産業にまで手を伸ばし、売上げ利益優先、そのためには停電までさせたカリフォルニヤ電力危機への関与も劇中にでてきます。経営学のスタッフを多数取り込みデリバティブがメインの収益になり、不採算の買収分野の赤字等は先行利益の計上(こんな事ができるのかよく解りません)手法で隠し、不正経理がささやかれ始めると、経営者達は見かけの急成長で上昇した自社株を売り抜けし、発覚からわずか2ヶ月の破綻で従業員の手に残った株は紙切れとなり、融資先を筆頭に多額の損害をもたらしました。
日本でも規模は違いますが同様の事が起こっています。経営トップのやりたい放題と言う点で広義に考えれば、今問題となっている国交省や社保庁も同様です。こちらはつぶれないし民事罰にされないだけにたちが悪い、オペラをつくるくらいなら、この映画を流してみてはいかがなものでしょう。
もやもや
昨日の天声人語(※1)は実に痛快でした。一冊3000万円の冊子とは驚きです。一万円札を製本して3000ページですから、枕にして寝るなど以ての外、読むのももったいないくらいです。
しかしこういう話を聞くとやるせなくなります。漱石が猫に言わしめて納得しているように、天声人語の書き手が痛快にこき下ろした後次の話題へと頭を転換してしまうように、ここぞと問いつめた民主党の細野議員も溜飲をさげてこれでよしのように、誰が責任を取るでもなく、無駄金が戻るでもなく、天下りが無くなるわけでもなく、一過性で時が流れて行き、「昔、そんなことがあったなぁ」で終わってしまう。自分の手の届かないところ故、実にはがゆい感じです。そんな私たちの気持ちを察してか、うすらとぼける国のトップの発言はあきらめの境地へと誘ってくれます。
(※1) http://www.asahi.com/paper/column20080313.html
国産 春雨
中国製冷凍ギョーザ問題を契機として、当店の春雨のページに多くのアクセスをいただくようになりました。その大部分が「国産 春雨」の検索ワードでの来店、更にその内の半数ほどが「国産 緑豆春雨」ですので、皆さんの参考のためにここに書き留めておくことにします。
そもそも国産の春雨は、中国の緑豆春雨を模して国内生産の澱粉(馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉)を原料にしてつくられました。緑豆春雨は直径6~7mmのその名通り緑色の小さな豆から精製した澱粉でつくられ、細く透明性の高い腰の強い麺です。当初は高価な麺であったのですが、中国からはもちろんタイ、ベトナムなどからも輸入が進み、価格が急激に下がり、緑豆澱粉100%で無いものが更に価格を下げ、市場で春雨といえば「緑豆春雨」を指すようになりました。
味付の悪さを除けばとても良い麺ですので、「国内春雨も緑豆澱粉でつくれば良いのではないか」との考えも出てきます。ただもやしの原料として緑豆が輸入されることはあっても、国内で緑豆を大量に生産している話は聞きません。国内での精製コストが見合わなくとも、精製された緑豆澱粉を輸入してコストを下げることは可能です。現にかなりの量が輸入されています。が、関税がかかります。農水省の枠内で申請して許可されれば若干関税は下がりますが、それでも緑豆澱粉の価格は、輸入される緑豆春雨の価格を上回ります。しかもそもそも輸入原料を使うのであれば「国産」とはなりません。
市場価格とコストが最大の要因で、私の知る限り「国産 緑豆春雨」はありません。少なくとも緑豆澱粉50%以上の麺が製造ラインを流れているという話は耳にしません。今後もコストの面から、国内産の緑豆春雨を市場が受け入れることはないと思います。
余談ですが、「輸入された緑豆澱粉はどこに使われてるの」との疑問が出ることでしょう。実はほとんどがお菓子屋さん、特に和菓子屋さんで使われています。
せっぱつまってきた
青色申告の期限が間近に迫ってきました。
はい、まだ終わってません。
そろそろゲームの禁断症状が出そうです。
まったくもって、面倒ですね。
光回線
自宅へのこの田舎の狭い道路、最近よく工事車両にふさがれます。警備員の指示に従いそろそろの運転です。工事車両の看板を見ると、電話工事のよう。恐らく光り回線の工事でしょう。
関西電力系、NTT系、それにNTT回線を間借りして独自展開するプロバイダー、コマーシャルではありませんが、今がタイミングとみて、宣伝合戦が熾烈で良く電話がかかってきます。この田舎へもシェアー獲得の波が押し寄せてきているようです。
「高くない」は宣伝文句ですが、高いか安いかはどういう使い方をするかで評価が変わります。携帯電話中心で一般電話を使用しない人には、IP電話との組み合わせで安いと言われてもピンとこないでしょうし、大量のファイルをネットとやり取りする人には、その快適さで安いと思うことでしょう。
私の場合には、ADSLで特に不便を感じていませんので、若い世代の希望に逆らって光への転換は模様眺めです。むしろ、光回線が通常となり大量のファイルのやり取りで回線を圧迫し、今の携帯電話のように情報量の大小で使用料を決めようという動きの方が気がかりです。
ウクレレ
ウクレレつま弾き歴3年、いつも決まった曲、レパートリーは一向に増えませんが、軽いし小さくて可愛いし、ちょっとした気晴らしには最適です。
ウクレレの多くのサイトでは、一人で何本ものコレクションを写真入りで紹介されています。「1本あればいいだろう」と思っていたのですが、先日中古店で嘘か真か「新品」のタグが付けられたウクレレを見て衝動買いをしてしまいました。どうも収集症候群に一歩足を踏み入れたかも知れません。
品物はALAMOANA社製UK260。早速ネットで調べてみると、「初心者向けウクレレ」として販売されています。同じ型番で3種類あるのでしょうか(?)価格はまちまち。でも最安値以下で購入しましたので、きっと新品では無かったのでしょう。初心者用とは言えマホガニー単板がボディに使われていてしっかりした作りです。音は価格相当でしょうか。
いずれ、誰かさんへのプレゼントになるかとは思いますが、それまで可愛がってあげることにします。
なつやすみのしゅくだい
青色申告のための準備でてんやわんやになっております。
私の場合、切羽詰らないと作業が進まないのはいつものことでして。
三つ子の魂百までといいますか、
毎度毎度の「のこりわずかの夏休み」を炎上しております。
創意工夫
今年はオリンピックイヤー、オリンピック関連の企画番組も出てきたようで、たまたまテレビのチャンネルをひねると(今はリモコンのボタンを押すと、と言うのでしょうか)、鈴木大地氏とフォスベリー氏を取り上げていました。
鈴木大地氏は、言わずと知れたソウルオリンピック・100m背泳で16年ぶりに競泳種目で日本に金メダルをもたらした選手。体力を消耗しスタミナの点で問題があるとされていたジェシー・バサロ氏が考案したバサロ泳法を、勝利するための手段として取り入れた成功者。
リチャード・ダグラス・フォスベリー氏は、無名のハイジャンプ選手でしたが、ベリーロール全盛の中一躍メキシコオリンピックで金メダルを獲得した背面跳びの考案者。
スポーツは身体能力が大きく物言うのはもちろんですが、それだけでは無いことを二人の経歴は示しています。たゆまぬ練習と努力、たとえ圧倒的な力の差を示す選手にも、練習方法とかマインドコントロールとか、我々の知らない所で秘められた創意工夫がきっとあることでしょう。「身体能力でダメだ」と思う前に「創意工夫がたりないのでは」との自問も必要です。
追)発案者の名前が付くのがスポーツ界の習わしですが、「フォスベリー跳び」の名前が消えたのは残念です。
中国製冷凍ギョーザ問題 その後
中国製冷凍ギョーザ問題は、益々私の予想を裏切る展開となっています。「中国国内でのメタミドホスの混入の可能性は極めて低い」というのが中国側の一貫した主張で、日本側の、18℃、検出濃度の100倍の溶液に12時間での浸透検査に反論し、-18℃、1%~60%の4段階の溶液で10時間、検査袋62枚中52枚で内部浸透があったと発表し、協力とは名ばかりの全面対決の様相です。犯罪者が袋外部から浸透させてメタミドホスを冷凍ギョーザに混入させるなどという回りくどい手法を取ったのならば、前代未聞の犯罪で現実味の無いことは百も承知でしょうから、もうお互いの調査協力では解決できない国と国との隔たりへと立ち入っています。
この問題で多くの食材の輸出・輸入がストップしており、原因が究明できないといよいよ中国からの輸入に頼る日本の食卓は大変です。いやむしろ国内の自給率を上げる良い機会だと見る向きもあり、輸入業者は今後も大変で、こんな事を言うと申し訳の無いことですが、日本人の意識改革としては良い方向に向かう気がします。
