ばんぐみかいへん

 番組改編の時期がやってきました。
毎回この時期にはハードディスクレコーダーがパンクしそうになります。
新番組は1回目を見てから継続して見るか見ないかを決めることにしていますので、
1回目は全て録画することになります。
全話録画したもののまだ見終わっていないシリーズもの、
番組改変期の特番や映画やその他もろもろ。
時短再生を駆使してもいつ見終わるやらわかったものではありません。
そのうち面倒になって、ろくに見もしないで消したりするんですけどね。

ri.gif

春の交通安全週間

 春の交通安全週間が始まったようです。「ようです」というのは、いつもその週間に見られる交通安全やシートベルトの着用などを呼びかけてティッシュを配ったりする人々をまだ見かけていないからです。彼等はボランティアなのでしょうか。そうだとすれば頭が下がります。交差点で呼びかけられて、窓を開け、「またか」と分かったようにうなずいて、一見感謝のようなまなざしを向けディッシュを受け取るような態度は改めねばなりません。
 時々シートベルトの着用をチェックして注意を喚起する人々にも出会います。最近でこそシートベルトをしない人は少なくなりましたが、捕まえられることもなく事前にチェックしてくれるのだからありがたくもあります。がその一方で、それにしても「この集団はなんだ」といぶかしくもあります。
 シートベルト着用では苦い経験があります。随分前ですが免許更新まで一ヶ月足らず、次はゴールドと思っていた矢先に捕まってしまいました。それ以来苦い経験が続き、家族の中で未だゴールドでないのは私だけ。
 ゴールドで良いのは更新期間が伸びる事だけとは思いますが、後々まで悔やまれます。皆さんもお気をつけください。

se.gif

国益重視

 古森NHK経営委員長の「国際放送で国益重視を」の発言が物議をかもしています。NHK新年度の予算案は承認されたものの、委員会では共産や社民の委員から批判質問が出、朝日新聞の記事に依れば「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」代表も「公共放送の価値を理解する能力・資質を持ち合わせない」と痛烈に批判をしているとのことです。
 「踏み込みすぎの感が否めない」との批判もあるようですが、外に物申せぬ日本の外交、内への批判はするが外への批判には消極的な政治家達を視てはがゆく感じていた私としては、やっとこのようなことを公式に発言する人が出てきたかと、好意的に受け止めています。批判をかわして政府の後押しで富士フィルムホールディングスから委員長に推挙されたことから、もし政府の意向が背後にあるとすれば残念なことですが、日本人の良さである相手への気遣いばかりでは、今の国際社会からは置いてけぼりにされてしまい益々国益は損なわれていくことでしょう。
 今の批判状況の中では、すぐに委員長の意向にそぐうとは思えませんが、即そうなったとしても、まずいことが起これば、「これはNHKの見解であって、政府の公式見解ではありません」てなことになるやも知れませんね。

se.gif

ねさげまだー?

4月1日のガソリンの暫定税率期限切れで
テレビでもガソリンスタンドの値下げ競争が報じられたりしています。
ガソリンスタンドは仕入れの段階で税金をかけられていますから、
「高い」ガソリンを在庫として抱えています。
ですから、在庫がはけるまでは従来の価格で販売せざるを得ないのですが、そこは競争。
激戦区などでは逆ザヤ覚悟で価格を下げて販売しています。中の人も大変です。
それをまた、マスコミが報じているわけですね。
この状態がいつまで続くかわかりませんが、
私の地元では、まだ値下げをしているガソリンスタンドはありません。
残念ながら待ちきれずに給油をしてしまいましたが、値下げが待ち遠しいですね。
#暫定税率がないと道路が作れないと地方自治体が主張していますが、
車がないと生活ができない地方の方が道路需要は大きいのだから、
ガソリン税の地方道路税分をもっと増やせと主張するべきでしょうに。

ri.gif

ガソリン 暫定税率

 ガソリン狂想曲、買い控えの第一楽章からいよいよ第二楽章に入ります。既に課税された高いガソリンを在庫するガソリンスタンドが、即値引きするかで混乱が起こるとされ、自民党はそれを盾にする事もありましたが、衆議院での再可決を視野に入れているのですから、その時点でも又同様のことが想定されますので、論理の筋道が立っていません。
 そもそも暫定という名の法律ですから、暫定の名目が終わった時点で一旦は解消すべきで、税収不足に対しては新たに別の枠組みとして、発案するのが筋だと思います。無駄使いや天下り先への手厚い思いやりがどんどん露見する中、「取れてるものは取っておこう」では虫が良すぎます。地方自治体の長がこぞって税率維持を主張するのも、「自分たちの所へ利を引き込めれば」だけの浅い論理に見えます。自治体の長の役目とはそのようなものなのでしょうか。
 さて一旦下がる税率、再可決で元に戻せるでしょうか。所得が上がらないのに生活必需品は軒並み値上げの中、リッター25円はかなり大きな金額です。自民党としては余程腹をくくって取り組まないと命取りになりかねません。生半可な説明では、納得は得られないと思います。
 不謹慎ですが賭け好きのイギリス人にかかれば、格好のネタになりそうです。

se.gif

コーヒーの色

 先日「コーヒーはどんな色?」と聞かれ、「えっ、」 答えを聞いて、「はは、なるほど」
 早速ネットで調べると、彼はhex silliness(※1)のようなページを見ていたのでしょう。面白いこと考えますね。彼ならずとも先に知っていれば、私も得意げに誰かに質問していたことでしょう。
 私も何か言葉を考えてみようとしましたが、私の乏しいボキャブラリーでは浮かんできません。絞り出したのが「クールビズ」:「c o o l b z (b i zはさらに b z に短縮)」
 その色はクールビズだったのです。

(※1) http://www.flickr.com/photos/deadhorse/2297943837/

se.gif

なにやってんだか

 昨今の日本の政治の混迷ぶりときたら、どうしようもありません。
再度の不同意で日銀総裁が空席になったかと思えば、
今度は暫定税率の期限切れ濃厚との見出しが新聞の一面に載っています。
今の連立与党の衆議院での圧倒的な議席数は小泉劇場の産物。
解散が遠いと見透かされているかのように対決姿勢をあちらこちらで突きつけられて、
調整型と呼ばれたはずの首相は官僚答弁を繰り返すばかり。
野党は野党で対決姿勢を続けないと党がもたないとばかりにゴリ押し。
それでもって混迷の責任は相手側にあるとお互い主張しあうわけですから。
いやはや。

ri.gif

遊び心

 土曜日の朝日新聞の夕刊をご覧になりましたでしょうか? こういう遊び心は大好きですので、早速デジカメに収めました。
 



 
 黒の格子の透明フィルムが折り込みされていて、絵の上で左右にゆっくり動かすと、絵が動いて見える趣向です。原理は簡単なのですが、新聞紙面、しかも前ページのコマーシャルなどにその絵が仕込まれているので、なかなか愉快でしばし楽しませていただきました。
 
 でも紙面刷新記念ということで、文字が大きくなり、ますます文字数が減ったという反面もあります。
se.gif

総裁空席

 日本銀行総裁が当面空席となりました。我々庶民にとっては「それってどうよ」の感覚で、直接自腹に響くわけでもなく無関心なのですが、世界の見る目は「世界三大金融市場の一つの中央銀行総裁席が空席というのはなんたること」とちょっと厳しい見方で、更に国際的な発言力が薄れ日本人としては恥ずべき事なのでしょう。
 自民党は「空席の事態を招くのはゆゆしきこと」と民主党の審議拒否や反対を批判し、民主党は「提案が遅すぎる」と期限を見越した自民党の策を批判、どちらの肩を持つかは、どちらの党を支持しているかで変わるところですが、どちらも次の選挙を見越した政争にしか見えず、もっと大局を見定める政治家が現れないものかと、ややあきらめ感が出るばかりです。
 ねじれの弊害の影には、消えたかのような「大連立」の構想が燻るのですが、これまたお隣の一党独裁の弊害を目の当たりにしている状況では、安易に賛成の手も挙げらず、「何をしにここへ来たっけ」と悩む私にはとうていこの先は見えません。

雑誌広告

 ご存知、雑誌「暮らしの手帳」。語り口が穏やかで、なるほどと思う箇所も多く、女性がターゲットですが、男性が読んでも心が和む雑誌の一つで、購読をしていた時期もありました。その後節約し今は図書館で時どき拾い読みをする程度ですが、先日家内から「はいこれ!」と手渡されました。何のことは無い、著名医師に聞く例の「健康交差点」に「水虫治療」があるからです。その記事もさることながら今回の32号では、もう一つの記事に目が止まりました。
 創業時より、記事の言葉を借りれば、「何があっても、口止め料をもらっているようなものですから、その商品を批判することなどできません」と「外部からの広告は取らない」が一貫した理念です。普段はこのことを大きくは表に出しませんが、今号には「雑誌は広告のかたまりなのか」とそのあり方に警鐘を鳴らしています。
 一見出版社が主体的に取材をしたかのような「タイアップ記事広告」も取り上げています。記事にある”お金を払って取材をしてもらう”以外にも、取材のしやすさで取り上げる記事もずいぶん多いのではないかと思います。知っている商品ならば、「そんなわけないだろ」と思えるのですが、知らない商品、お店だと安易に記事を信じてしまいます。
 いかに出版部数を増やし、いかに広告収入を多くするかが編集者の力量とすれば、これ程読み手が馬鹿にされていることはありません。広告収入なしで発行を続けるのは至難のわざと思いますが、「暮らしの手帳」には、今後も生き続けていただきたいと望みます。

se.gif