恥ずかしながら、最近まで知らなくて、そして知って驚いたことがあります。「パンの食品表示」です。
今手元にあるパンには、「内容量:1個」とあり、もう一つには、「内容量:4枚」の表示です。食品には当然あると思っていた内容量のg数表示が、パンには無いのですね。
このところ食品メーカーの多くは、値上げをしいられ、価格の上乗せや、それができない場合には、内容量の減量で経営を維持しようと努めています。値上げの元凶を数え上げればきりが無いほど、小麦粉もその最たるもので、私共の手延そうめんも、昨年の麦価の値上げに伴う小麦粉の値上げに圧され、今年は値上げをさせていただきました。しかし今年は更に昨年の三倍以上の小麦粉の値上げ幅ですので、今年製造し来年に販売する手延そうめんは、値上げをお願いしないと経営が成り立ちません。ところがここに来ての景気の急激な減速です。いかに努力するか悩みは尽きません。
そんな時知ったのが、このパンの表示です。「最近パンが小さくなった」とはよく耳にします。それは小麦粉の値上がりから考えればやむをえないことなのですが、「1個」とか「4枚」ではどの程度減量されたのか、分かりません。
消費者を裏切ることとは百も承知ですが、手延そうめんも「内容量:5束」とか「内容量:400本」とかの表示が許されるならば、どんなにありがたいことでしょう。目の前のパンが羨ましくもあり、アンパンでなくとも甘く感じます。
フィデリオ
10/26(日)、神奈川県民ホールにてウィーン国立歌劇場によるオペラ『フィデリオ』を観てきました。感想は、すごいものを聴いて しまった、どうしよう、私、です。数少ないオペラ経験の中でも目からウロコの音楽体験で、私のオペラを観る目は180度変わってしまいました。
というのも、今まで私は、オペラは歌(劇)が主、オーケストラはそのサポート役で、オペラ歌手の歌声をオーケストラをバックに観るもののように感じていたからです。それが今回はオーケストラが歌手に負けじと思いっきり自己主張していて、しかも全く嫌味がありません。朗々たる歌声とオーケストラの音色が見事に合わさり物凄い迫力で観客に迫ってきます。
特に克目したのが、第二幕第一場から第二場へと場面変換する幕間で演奏された序曲でした。何度も形を変えて繰り返される主題の中で、フルートとバイオリンが掛け合い、クラリネットとバイオリンが掛け合い、ホルンが入り、トランペットが入り、コントラバスなどの低音組が睨みをきかせて、これでもか、これでもかというほどに場を盛り上げます。クラシックに疎い私にも伝わるくらいですから、個々人の力量は余程のものなのでしょう。音色はしっとりとしていて情熱的、バイオリンなど複数人で演奏する楽器もぴたりと音が合っていて、まるで1つの楽器が演奏しているかのようです。10分か15分程もあったでしょうか。ピッチがどんどん早くなり、音が幾重にも重なり大きくなって、感動も膨らみ続けます。盛り上がりが頂点に達し演奏が終わった頃には、感動のために観客は一体となっていて、劇場中に割れんばかりの拍手が響きました。オーケストラメンバーは立ち上がって拍手に応えてくれました。
なかなか鳴り止まない拍手がようやく静まって、第二幕第二場が演じられ、オペラは幕間の感動をそのままに大合唱で幕を閉じました。第一幕の話が動き始めるまでは長く感じたのですが、第二幕に入ってからは、あっという間の出来事でした。オーケストラが違うとこうも違うものかと感嘆させられましたが、これは(後から調べて知ったのですが)、今回観た演目自体が音楽を重視した演目だった事も理由かもしれません。
『芸は身を助ける』といいますが、なるほど、あれならば高い料金設定も納得できます。何度もはとても無理ですが、節約して、ここぞという時にまた是非観に行きたいものだと思いました。
広域捜査
先日お店に来客がありました。お客様といっても、いきなり「警察の者ですが」とバッジ(例のテレビでよく見る金属製のもの・・初めて見るのでこれがそうなのかという感じでしたが)。私服でしたのでおそらく刑事さんなのでしょう。
訪ねてこられたのは隣の自動車屋(販売と修理)さんへで、この夏移転されていてその場所のお尋ねでした。交わす言葉の間に、「ひき逃げの捜査で・・」とありましたので、後から考えると、大阪・梅田でのひき逃げ事件の関連かなと推測します。
「黒いワゴン車」との目撃証言もあり、防犯カメラにもそれらしき車が写っていて、タイヤの跡もあるので、早期に解決すると思っていましたが、報道では一週間を過ぎて依然手がかりがないとのこと。どうも近隣に絞れず、広域捜査が必要のようです。
それにしてもひどい犯罪です。蛇行運転をして被害者を振り落とそうとしているのですから、誰かを巻き込んだことに気付いていないはずはなく、直接の死因は車との衝突ではなく、引きずられたことに依るというのですから、これは単なるひき逃げではなく、殺人です。
とても逃げおうせるとは思いませんが、早期の犯人逮捕が、被害者への手向けであり遺族への慰めでしょう。
かっちゃいました。
ネットの価格情報とにらめっこしながらチキンレースを繰り広げてきましたが、
ついに購入してしまいました。
Let’s note LIGHT W7 CF-W7DWJAJR 138000円也
送料と代引き手数料を足しても14万円で収まりました。
現在の価格コム最安値より割安のいいタイミングで購入できました。
今のlibretto U100よりは大きくなってしまうのですが、
重量はドライブをつけると変わらないくらいです。
見た目より持った感じが軽く感じますね。
今は初期設定と環境移行で大忙しです。
無線LAN WEP
会社はもちろんのこと、個人宅でも複数台のパソコンを利用する時代、それらをLANで接続することは極普通になりました。そのLANも無線にすると、配線の手間いらず、移動も自由で便利なことこの上もなく、多くのご家庭でご利用のことでしょう。
無線の弱点は傍受されることで、それを避けるため信号に暗号化処理技術が採用されています。一世代前の機器にはWEPという規格が採用され、総務省もホームページでWEP、WEPと呼びかけていますが、以前から脆弱性が指摘され、10月9日の「コンピュータセキュリティシンポジウム 2008」では、一瞬で解読できると発表されたことから、あわててこの21日国民のための情報セキュリティサイト(※1)を更新立ち上げ、WPA2-PSKへの移行を促しています。
Winyによる公共機関の情報流出が、この期に及んでもまだ報道されることからしても、未だ情報保護管理のあまさは否めません。「解りやすく解説していますよ」と言いたげなページ作りですが、「国民のため」と称するならば、まずは公共機関への徹底でしょう。その方がずっと「国民のため」ではないでしょうか。
(※1) http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/j_enduser/ippan06.htm
風邪の予防
季節の変わり目は気温の変動が激しく、しかも予測のつかない動きをします。体がその気まぐれについていけず、ついつい風邪をひきやすくなります。
私もご多分に漏れず、季節の変わり目の度に風邪をひき、ひどいときは1・2日寝込んでいました。ところがここ2年、風邪から遠のいています。要因を考えてみると、風邪の予防として当たり前に言われている「手洗いとうがい」です。外出から帰宅すると必ず「手洗いとうがい」、習慣になるとやらないと気持ち悪く感じます。
「うがい」は、のどに付いた菌を洗い落とすので、風邪の予防には効果がある気はするのですが、風邪の予防にどうして「手洗い」なんだ、との疑問は以前からありました。でもその疑問を棚上げしてやってみると、効果はあるようです。知らず知らずに人は手を口や鼻に近づけているということでしょうか。
ヨード系のうがい薬が宣伝販売されていますが、以前、「ヨードは特段の効果が認められない」との記事を読んで以来、うがいは水でしています。ここ2年の状況をみると、水で十分のようです。
皆さんも何かしら病への対策・予防をなさっていることでしょう。お互い、体には気をつけましょう。
蒟蒻畑
死亡事故を含むいくつかの事故を経験して、その形状を見直し、注意書きに配慮してきたこんにゃくゼリーの「蒟蒻畑」、この7月に新たに小児の死亡事故が発生し、メーカーのマンナンライフは英断の元、製造中止中ですが、ネット署名サイトには製造再開を望む声が既に2万件を越えて寄せられていると聞きます。
私の目からはやせていると見えるにもかかわらず、まだまだ太っていると、ダイエット志望をする女性が如何に多いかということでしょうか。
売上げの2/3を占める商品を製造中止にするのは、会社として余程の決断です。製造物責任法に対する保険・PL保険も受け手がなくなったのかも知れません。製造中止の影響を受ける人も少なくないはずです。会社のある富岡市にとっても税収減は大きな痛手でしょう。
署名2万件と聞けば、私のような素人には、「すごく支持をされている商品」との認識なのですが、「食べたい」という要望以外の諸々の思惑が含まれているとすれば、会社の苦渋の選択に水を差し、数字の大きさもむなしく思えてきます。
ふっふっふっ
以前にパソコンの購入を検討しているという話を書きましたが、
お目当ての機種がじりじりと価格を下げてきています。
今回はメジャーバージョンアップなので型落ち品を狙う身とすれば安値が期待できます。
旧機種は売りにくくなっていくので原則的には待ってれば安くなっていく流れです。
もちろん、安い店が売り切れでなくなってしまって逆に価格が上昇することもあります。
現在の価格コムの最安値は10月1日と比較して約17000円安。
はたして底値はどこか。
購入のタイミングをうかがうチキンレースは続きます。
デジタル一眼レフ デビュー
やっとデジタル一眼レフのデビューです。入門機を購入しました。
かつて使っていた一眼レフはCANONのFT(歳が判ろうというもの)。それ以降は軽くてシャッター音も小さなレンジファインダーを愛用していましたが、デジタル化の波で、コンパクトデジカメに移ってきました。旅行に出たときや日頃の記念写真を撮るには、コンパクトとは言え既に画素数が1000万を越えるこのカメラで十分すぎるのですが、商品写真を撮る時などには物足りなさがあります。
デジタルカメラの良さはフィルム代を気にすることなく、バシャバシャ撮って気に入らない物はどんどん消去できることですが、逆にそれが写真を撮る面白みを奪ってきている気がしてなりません。従来のフィルムカメラであれば高級機の証のホワイトバランスの調整や、露出補正、ISO感度設定、シャッター速度優先や露出優先などの機能が、入門機であれ装備されています。
今、できるだけいわゆる「AUTO」で撮影せず、これらの機能を使いたいと、説明書と格闘中です。ただ歳のせいで、オートフォーカスと手ぶれ補正はカメラのごやっかいにならざるを得ません。
青いきのこ
不思議な夢を見ました。
私は学校行事のため、何泊かの予定で山に来ていました。スキー用具を持ってきている子もいて、森の紅葉が綺麗でした。今日みんなの寝るロッジの分担はどうしようかとか、明日から何をしようかとか、みんなで楽しく話しあった後、教室のある棟に友達と歩いて向かった時のことです。横道を見つけて進んでいくと、森の中にぽっかりひらけた空間を見つけました。
そこでは、枯れ葉の絨毯の間から両手程の大きさの青い綺麗なきのこが生えています。友達と2人で「わぁ!綺麗なきのこ!」と採っていたら、いきなり地面が持ち上がり、青いきのこを体につけた、何かわからない大きな生き物が起き上がって私とお友達の2人を大きな手で包み込んでしまいます。そこで一度意識が途切れました。(夢の中なのに、意識が途絶えたことを実感する不思議)
目を覚ますと枯れ葉の上です。呼びにきたお友達に連れられて、そのまま教室棟へ向かいました。大学のような階段教室に生徒が座り、台形や四角形やらが集まって全体として大きな六角形を形作っているパネルが、生徒の持つモバイルPCに配られました。
パネル上の様々な四角形に色をつけましょう、ということで、全員がタッチペンで色を選んで、[塗る]ボタンをクリックすると選んだ範囲にすべて同じ色が塗れるのですが、どうしたことか私は全体をピンクで塗りたかったのに何度やっても半分しか塗れません。あとの半分はまっしろのままです。
何度試しても駄目でした。すると先ほど同じように青いきのこに出会った友達も半分しか塗れないようです。お互いに塗れた半分同士を集めるとちょうど1枚の絵になりました。私は左半分しか見えず、お友達は右半分しか見えません。2人を足すとちょうど1人分になります。どうして、こんなことに?考えられるのはあの青いきのこモンスターだけなんだけど?というところで目が覚めました。
起きてからしばらく、これはなにか脳の神経に障害が起きて、半分しかモノが認識できなくなった為なのか、電気機械に自分の何かが影響を与えていたのか、とか本当に真剣にいろいろ考えてしまいました。真剣に悩む私の隣で「夢の中でくらい休もうよ」という主人の声が聞こえてきそうです。夢の中でも全力で生きています。