省エネ

 世の中節電モードですが、PCにも省電力モードがあり、設定時間を過ぎてPCを放置したとき、「ディスプレイの電源を切る」、「コンピューターをスリープ状態にする」で、余計な電力の消費を抑えます。
 Windows7ではそのプランに、「省電力」「バランス」「高パフォーマンス」の三つが用意され、コントロールパネル→電源オプションから三通りの時間設定が可能です。私の場合ディスプレイの隅に外部カメラの映像を表示しモニターしていますので、席にいるときは電源を切りたくは無く、そうで無いときはすぐにもスリープにしたくなります。ですがその度にコントロールパネルを開くのも面倒ですが、そんな使い方に向く良い方法がネットで紹介されていました(再度探したときサイトが見つからなくて、リンクが張れず申し訳ありません)。
 AutoHotKeyをお使いならば、上記三つのプランに合わせそれぞれ次のコマンドを好みのキーバインドに割り当てます。
 Run,C:\Windows\System32\powercfg.exe -setactive SCHEME_MAX
 Run,C:\Windows\System32\powercfg.exe -setactive SCHEME_BALANCED
 Run,C:\Windows\System32\powercfg.exe -setactive SCHEME_MIN
 別の使い方では、ショートカットを作りそれに当てはめます。例えばデスクトップを右クリック→新規作成からショートカットを作り、そのプロバティからリンク箇所に上記の c:\以降を記載します。
 余り使わない機能の様ですが、私は意外にもよく使っています。お試しください。

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使われるから使う側に

 先日のリマインダーメールですが、他にも手段が無いか探してみました。条件は、無料であることとPCの電源を切っていても大丈夫なようにサーバー側で動くことです。
 良いのが見つかりました。GoogleドライブとApps Scriptを利用して指定日時にメールを自動送信しよう(※1)です。Gmailをお使いならば、Google driveが使え、記事にあるスクリプトをコピペすれば簡単に使えて便利です。
 こんなスクリプトが書ける知識があればと羨ましくなります。こういうことができてこそPCの機能を十分に使うということでしょう。私ではもう間に合いませんが、若い人には是非知識を習得して「パソコンに使われる」のでは無く「パソコンを使う」側になって欲しいものだと思います。

(※1) http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20140114/1117623/

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昨日朝の三輪山

 三連休はあいにくの天気でしたが、日曜日ここ桜井市では、恒例のウォーキングフェスティバルが開催されました。最もハードな二日間をはじめ、小さなお子さんのいる家族ずれには、芋掘りなどのいくつかのコースに分かれ、健脚を楽しみます。
 会場の近くを通りましたが、参加者の車で駐車場は満杯です。歩くことを楽しむのに車で来るのはどうよ、と思いながら今回も不参加です。


昨日朝の三輪山

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カラス

 緑の多いこの田舎でも、最近カラスが増えました。朝一斉に鳴く声を聞かない日が無いくらいで、稲刈り後の田んぼでも昔は野鳩などの小さな鳥がこぼれた米をついばんでいましたが、今はカラスが群がり小鳥は寄りつけません。鷹などの天敵の猛禽類が減っているのが増加の原因とのことですが、こんな田舎でもそうなのか、ちょっと疑問が残ります。
 被害を抑えるには、えさを与えなくすることが基本で、ゴミ収集日にネットを被せるのは、班長の仕事です(人の繋がりが良いのでたいていは早起きの方がやってくださいます)。それでもわずかな隙間から人の通りも気にせず、カラスが残飯をあさりゴミを散らかしているのを見かけます。
 そのゴミ袋ですが、カラスには見えにくい色とか、半透明で人には中は見えてもカラスには見えないとか、研究され効果を発揮されているそうですが、根本原因を除くことを研究されている方は、おられないものでしょうか?
 自然体系を乱す人類そのものがいなくなればすぐに解決できるのでしょうが、そうもいきません。研究をされている方は、心血を注いでの努力なのでしょうが、同じ研究ならばもっと根本を、と思うのは、知識の無い私の僻みでしょうか。

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二の矢

 ネット上には無料でいろんなサービスがあり、そのいくつかを使わせていただいています。ただ以前からの危惧は、サービスの停止があり得る事です。それも突然やってくるのは困りものです。
 私の場合のその一つが、RSSリーダーです。Google reader終了の時には大いに話題になりましたが、私はLivedoor readerでその際には関係がなかったのですが、10月1日に終了予告が出ていささか慌てました。英語版のLivedoor readerから始め、それが終了して日本版に移り、Livedoorの会社自体がおかしくなった際も、Lineがそれを引き継いでくれていて、実に永いつきあいです。が、今回の終了予告です。
 いろいろRSS readerを探してみて、RSSのfeedのインポートは簡単にできて問題はないのですが、長年使い慣れていたreaderと比べるとどうもしっくりいきません。そうこうしている内に、今度はドワンゴがこれを継承してくれることになり、しばらく首の皮が繋がってやれやれです。
 もう一つは、忘れっぽくなった対策としての、リマインダーです。ToDoMail(※1)を利用していましたが、機能しなくなりました。代用としてkisReminder(※2)やRemindermailer(※3)を試して見ましたが、前者は日本語が効かないうえ送信日時がずれますし、後者は送信日にバグが出ます。結局今はブラウザーGoogle chromeに拡張機能のBoomerang(※4)を入れ、Gmailで使っています。
 無料のサービスですから贅沢は言えませんが、日頃欠かせないサービスとなると、あらかじめ二の矢を考えておかねばなりませんね。

(※1) http://www.aivy.co.jp/products/todomail.html
(※2) http://www.kisreminder.com/
(※3) http://www.remindermailer.com/
(※4) https://chrome.google.com/webstore/detail/boomerang-for-gmail/mdanidgdpmkimeiiojknlnekblgmpdll

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今朝の三輪山

 今朝は良く晴れました。その分気温がぐんと下がり、上着を着ていても肌寒いくらいです。今年は暖冬との予報も出ていますが、この急激な温度変化は、紅葉の美しさに期待が持てそうです。


今朝の三輪山

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数学マジック 3-2

 「下へ、捨てる」を繰り返すことは、偶数番目のカードを捨てることですから、奇数に誘導するのはすぐに判ります。更に枚数によって変わりそうだとも予想がつきますので、最初のトランプの枚数と、最後に残るカードの順番とを調べてみると、

枚数 ?枚目
10進数 2進数 10進数 2進数
2 10 1 01
3 11 3 11
4 100 1 001
5 101 3 011
6 110 5 101
7 111 7 111
8 1000 1 0001
9 1001 3 0011
24 11000 17 10001
25 11001 19 10011


 表の10進数を見て何枚目かは1、3、5、7、・・・と循環しているのが判ります。更に2進数の方を見てください。枚数と?枚目に相関があることが判ります。枚数の最初の1を右端に移動すると、?枚目なのです。
 相手から数字17を聞き出すと、脳細胞をフル稼働させ、17は2進数で10001、右端の1を左端に移せば、11000。10進数に直せば24。かくして24枚のカードを取り出して、やおら「お好きなカードをお選びください。」 後はめでたしめでたしです。
 こうなれば偶数の方はどうかと調べたくなります。つまり一枚目を捨て、次を最後への操作の繰り返しです。同じく最初のトランプの枚数と、最後に残るカードの順番とを調べてみると、 

枚数 ?枚目
10進数 2進数 10進数 2進数
2 10 2 10
3 11 2 10
4 100 4 100
5 101 2 010
6 110 4 100
7 111 6 110
8 1000 8 1000
9 1001 2 0010
10 1010 4 0100
11 11001 6 0110


 残念ながら2進数の相関は見つかりません。しかし10進数での繰り返しの区切りが、2、4、8、16、32、・・と聞き慣れた数字で、これが利用できそうです。
 相手から聞き出した数を18としてみましょう。枚数は16と32の間にあることになります。18は2、4、6、・・と進む偶数の9番目ですから、17から数えて9番目25が枚数の答えになります。

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数学マジック 3-1

 トランプを使ってマジックをしてみましょう。
 まず相手にいくつか質問して、一つの数字を聞き出します。
 「あなたは偶数と奇数、どちらが好きですか?」 「偶数です。」
 「じゃ、あなたが嫌いな奇数のなかで特に嫌いな数は何ですか?」 「17です。」 ---あくまでも奇数に話を持って行き、数字も10~25くらいに導くのが良いでしょう。
 数を聞き出したところでトランプを取り出し、「じゃ、この中で一枚好きなカードを引いてください。」
 「どんなカードを引かれたか私には判りませんが、あなたの嫌いな数字17枚目に戻します。」
 そのままカードの山を相手に渡し、「私の言うとおり操作してください。よろしいですか。」
 「一番上のカードを一番下に移します。」
 「一番上のカードを捨てます。」
 「同じように、下へ、捨てるを繰り返してください。」
 相手が作業を繰り返し、最後の一枚が残った時点で、
 「最後の一枚が残りました。表向けてください。」
 自分が選んだカードで驚いたのを見て、「お嫌いな17の数字はもうしばらく捨てられないようですね。」
 数学マジックですからどなたでもできます。長くなりますので、仕組みは次回にしましょう。

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数学マジック 2

 前回の数学マジックは、三つの数で割り、その余りを聞いて相手が思い浮かべた数字を当てるものでしたが、三つでなくとも二つの数でも可能です。
 例えば、5と13。例によって最小公倍数は65ですから、1~65の範囲で当てることができます。掛ける数は、39と25です。ただ答えを導くには一手間必要で、相手から聞いた余りを元の数字5、13から引いてその数字を計算根拠とします。後の計算は前回と同様です。
 例えば思い浮かべた数を49としてみましょう。5で割った余りは4、それを5から引いて1。13で割った余りは10、それを13から引いて3。この二つの数字から、1x39+3x25=114。65より大きいですから65を引いて答えは49です。なぜこうなるかは前回同様数式に当てはめてみれば容易に理解できます。
 ただ65までの数字ですと、13の余りを聞いた時点で候補が5つに絞られ、後5での余りを使って試行錯誤で求める方が早いですから、もっと大きな数も調べたくなります。今回の条件は、除数は互いに素な二つの数、掛ける数は他方の倍数、そしてその倍数の和は除数の最小公倍数-1。
 9と11が見つかります。最小公倍数は99で、掛ける数はそれぞれ44と54です。これだと候補も増え、マジックらしくなります。時間があれば、あなたも他の数字を見つけてみてください。

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今朝の三輪山

 雨上がりの朝、もやが掛かって神山三輪山の姿はまるで見えませんが、幻想的な雰囲気は伝わってきます。
 こうなると三枚の写真のパノラマ合成では、どのアングルでどうずらせて撮れば良いのか、困ってしまいます。稲刈りの済んだ田んぼのあぜ道が唯一の頼りです。


今朝の三輪山

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