台風21号はこの地でも大変でした。大和川の支流のいずれもが警戒水位を突破し、避難勧告が各所で出ましたし、地元の足、近鉄が一部路線で土砂崩れなどによる不通で、昨日の通勤にも大きな支障が出ました。

今朝の三輪山

仕事の手を止め の~んびり ブログ
台風21号はこの地でも大変でした。大和川の支流のいずれもが警戒水位を突破し、避難勧告が各所で出ましたし、地元の足、近鉄が一部路線で土砂崩れなどによる不通で、昨日の通勤にも大きな支障が出ました。
選挙に台風、大変な日曜日でした。朝の内は投票率が前回を上回っていましたが、最終閉めてみれば前回を下回り最低の投票率です。台風の影響ない内にと朝早くに投票に出向いた様です。今回から選挙権が18才に引き下げられ、最初の選挙で関心が高まり少しでも投票率が上がるかと予想しましたが、残念でした。
半数以下の人の投票で国の政策を決める議員が選出される。こんな事で果たして良いのだろうかと、いつも疑問です。
疑問と言えばもう一つ、高齢化社会を認識しながらなぜまだ投票は記名式なのでしょうか。不正投票防止に何人もの手間を掛けているのですから、最高裁判事の信任と同じように、○×方式で良いのではないでしょうか。
それにしても希望の党の出現で、今回の選挙はいろんなドラマを生んでくれました。憲法解釈で衆議院解散権はいろいろ物議をかもしていますが、余程でないとこの権利は手放さないことでしょう。
郵便局職員による直接手渡しで、奈良地方裁判所から「特別送達」の朱版が押された書類が届きました。何のことかと驚き開封すると、「口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告状」なる題目の訴状への答弁書提出と口頭弁論への出頭命令です。
私は被告17名のうちの一人、不動産登記に関する訴えで、登記簿記載の本人は随分前に亡くなっていますので、その相続人として人数が膨らんでいるのです。
私では内容が分かりませんので直系の被告人に問うてみると、本来は登記所のミスで、随分前に市役所から指摘があり、『異議も権利も主張しないので自由に登記変更をしてください』とお互い覚え書きを交わして既に済んだ話。ところが登記がされておらず、またまた市役所から現原告に指摘があったとのこと。
聞く話では、戦後の農地解放や借地借家人の権利を認める政策で多くの登記変更が発生しましたが、登記所のミスで同様のトラブルが数多くあるそうです。
原告としても、数多くなった相続人それぞれの了解を取って回るよりも裁判所に訴えるのが手っ取り早いですが、それには弁護士費用等々が発生しますし、裁判など他人事の素人が被告と名指しされた私などは、びっくり仰天の大迷惑です。
元々お役所の手違いであれば、お役所主導でもっとスマートな解決手段は無いものなのでしょうか?
山本周五郎は私の好きな作家の一人です。文庫本を買ったり図書館で借りたりして、ほとんどの作品は読みましたが、他の作家と違ってまた読みたいと思う作家です。
TPPがまとまる時にはがっかりしましたが、現状ではまとまる見込みがなく、延長されることなく従来通り没後50年の著作権は、私に取ってありがたいことです。
今年が丁度著作権が切れた年で、青空文庫では山本周五郎作品の多くを、ディジタル化作業中です。
早く作業が終わって発表されないかなぁ・・。Kindleに取り込む準備は万端、待ち遠しい日々です。
刈り残された稲が雨に濡れ、その重さで次第に倒れてきています。今週はずっと雨の予報、来週には台風がやって来ます。晴れてもすぐには刈り取れずしばらくはこのままです。
何事にもタイミングがあるのですね。
昨日昼食時、テレビをつけると東大生作成のパズル問題をやっていました。6問ほどだったと思います。
私には、ヒントを聞かないと解けないものや、最後のヒントを聞いても解けないものばかりでしたが、一つだけ閃きました。
問題は
ピンセットで A
A で B
B で穴を開ける。 AとBは何でしょう?
答は A = はさみ 、 B = きり でしたが、
私の閃いた答は
A = つまみ 、 B = のみ でした。
私の答でもOKかとも思いますが、「小学生の正答率」なんて話も出てきますので、ちょっと不適切ですかね。
でもこの問題では他にも答が見つかるのではないでしょうか。(私は飲んべぇではありませんので念のため)
9月28日の覆面算
の解答です。
答は
で、使用されていない数字は 5 です。
現れている数字(3)も加味した覆面算で、我ながら気に入っています。あなたも問題作りは如何でしょうか。日本語の場合、ローマ字変換したときに母音ばかり出てくることと、日本語のままだと同じ文字が出る問題作りが難点ですが、解が一つだけの問題ができたときは快感です。
先日の連休の一日、久しぶりにIKEAに行ってきました。この辺りでの店舗は、大阪湾の埋め立て地にあるIKEA鶴浜です。
前回行った時までは、隣接地は広大な空き地で、たまたま催し物が行われていたりしましたが、今回驚いたことにその広大な場所を占有して別の家具店がオープンしていました。
以前、街道沿いに自動車の販売店ができると、その近くに別メーカーのディーラーができ、道路を挟んだ側にも別メーカーのディーラーができるので、「販売競争が激しくて大変じゃないのか」と思い、その疑問を友人にぶつけたことがあります。友人曰く「車を買おうかなと思って販売店に来る人は、どのメーカーのどの車種と決めてきている人はともかく、車という大きな買い物をするんだから他の車も見比べてみたい人がほとんど。だから他のディーラーの近くに自社のディーラーを作ると、孤立しているよりもお互いずっと集客率が上がるんだよ」と。大納得したことがあります。
でも全てにこの原理が働くわけでなく、食料品を扱うスーパーの場合は、ちょっと違うようです。繁昌しているスーパーがあると、その場所には人が集まるとみて、その客を奪う目的で近くに店舗を開きます。おかげで大きなスーパーが近くにできると、いっぺんに業績が悪化するスーパーも少なくありません。
この違いの要素は明らかです。商品に独自性があるかどうかです。同じ商品なら値段の安い方に流れます。ならばサービスで独自性を出そうなどと取り組まねばなりません。
はたして私共はどうだろう? IKEAで隣の家具店に入って行く車を見下ろしながらのブランチで、自問です。
稲刈りの時期です。天気の良い日を選んでの作業ですが、前日雨だと穂がしけっていて作業ができません。連休の昨日は絶好の稲刈り日で各所で作業が見られました。
眼前の稲はまだですが、昨今はJA管理の稲が多く、通常は休みの日の人力を頼っての作業が多いのに対し、休日の作業はまずありません。
私共にも津波が到達するようになりました。
ヤマト運輸の残業代未払い問題から発展して、過重労働を避けることを目的として、大口利用者との取扱量の制限と運賃の値上げの交渉が最終段階にきています。同業他社もこの状況を静観しているわけではありません。少なからず同問題を抱えているでしょうから、むしろ好機と喜んだことでしょう。ただそこには企業としての戦略が見え隠れします。佐川急便は、小サイズの取り扱い増を狙ってそのサイズの値上げは見合わせますし、後発のゆうパックは、他社の出方を確認した上で、来年3月からの値上げです。
宅配便に限ったことではありません。メーカーからの大量の卸荷物の配送を受け持つ路線便各社も、この機を見逃すはずがありません。全体的にみて総物量は増えておらず横ばいですから、ガソリン値上げの際も、運転手不足の際も、同業他社との競争でなかなか運賃値上げに踏み蹴れない状況でしたが、ここにきて震源から発せられた津波は、私共にも到達しました。
運賃の値上げは、製造過程の努力で吸収するのは難しいですから、値上げや質の低下の形でやがて消費者の皆さんに被さってきます。単にヤマト運輸の企業問題とはとらえておけません。来年春以降には、足をくすぐる心地良いさざ波に見せかけて、皆さんの所へも津波が到達することでしょう。