やっと今朝から平年並みに戻ったようですが、このところ季節はずれの生暖かい日が続いています。今日は暦の上で早「立冬」、とりあえず面目は保ったというところでしょうか。

今朝の三輪山

仕事の手を止め の~んびり ブログ
やっと今朝から平年並みに戻ったようですが、このところ季節はずれの生暖かい日が続いています。今日は暦の上で早「立冬」、とりあえず面目は保ったというところでしょうか。
朝日がまぶしい暖かい朝です。今日は「おついたち」、この朝の時間からもたくさんの信者さんのお参りがあることでしょう。三輪山は、朝日の下、暖かくその方たちを見守っているようです。
一時期の急激な温度変化で今年の紅葉は見事だと、八甲田や日光など、テレビでその様子が紹介される季節になりました。逆にこのところは暖かで、少し動けば汗ばむほど。一転今日は北からの寒気が入り込む予想です。葉っぱのほうも、色づき時期を困惑模様です。
ほとんどの田んぼで稲刈りが済みました。コンバインで裁断された稲わらの独特のにおいが周囲から漂っていましたが、今はその香りも薄れました。
秋晴れに恵まれた連休が終わり、その連休で半数近くの田んぼで稲刈りが済み、黄金色が所々歯抜けになっています。季節はすっかり秋です。放射能汚染を恐れ、古米が良く売れていると聞きますが、稲刈りを過ぎるとやぱり新米が待ち遠しいですね。
今朝は冷え込みました。秋色が深まった感じです。黄金色に色づいた田んぼを見ると、♪「案山子」が思い浮かびます。子供の頃にはこの辺りにも案山子が立っていたのですが、今は一つも見当たりません。雰囲気は変わりました。
この前の台風で一度に空気が入れ替わり、すっかり秋めいてきました。ただここでも台風の爪跡は残っています。所々に風で倒れた稲、ほとんどは立ち上がれませんが、一部の稲は自力で立ち上がってきています。
またまた台風の接近の雨で、三輪山は全く見えません。のろのろ台風が、一転速度を上げて今日明日にも紀伊半島を直撃する予想進路ですので、前回の被害がまだ残る地域はことさら心配です。その心配もどこへやら、土手の彼岸花は季節に合わせ、けなげに咲いています。
このところ残暑が厳しく、連日30℃を越える暑さです。今朝もギンギラ、日差しが肌を刺します。小学校の運動会も間近、稲穂もたわわになってきました。
台風一過、たくさんの被害とは裏腹に、気持ちよく晴れた朝です。稲穂も少し頭をたれ、亡くなった方の冥福を祈っているかのようです。