ぶりっじばんざい

 答え(7月17日分)
 

  K 7 3  
A Q 6
J 5 4
Q T 7 4
T 4 N 9 6
K 7 2
W E  
J T 5 3
Q T 9 6 K 8 3
A 9 5 3 S K 8 6 2
  A Q J 8 5 2  
9 8 4
A 7 2
J
 

 ハートのフィネスが成功することを前提としても、ハートで一枚、ダイヤで二枚、クラブで一枚のルーザーがありますので、厳しいハンドです。一縷の望みとしては、クラブのA、KがE、Wに分かれていることです。その望みに賭けてプレイします。
 オープニングリードをAで取り、切り札A、Kと狩ります。ここでクラブ4をリード、あなたのJをWのAに取らせます。相手はダイヤ二枚を取った後、ハートリードにはフィネスをして、クラブをEに対しラッフィングフィネスをします。クラブ一枚でルーザーの一枚を消せますので、どうにかコントラクトをメイクすることができます。
 上手なディフェンスに掛かれば、クラブ4のリードでEはKで取りますが、この時にはパートナーの2NTビッドに合わせ3NTのコントラクトにしなかったことを、素直にパートナーに詫びましょう。

ぶりっじばんざい

 問題です。

  K 7 3
A Q 6
J 5 4
Q T 7 4
N
W   E
S
A Q J 8 5 2
9 8 4
A 7 2
J

1S Pass 2NT Pass
4S All Pass


 コントラクトはSの4スペードです。Wはダイヤ10をリードしてきました。Sにいるとしてプレイプランを立ててください。

ぶりっじばんざい

 答え(7月3日分)
 

  J T 9  
A K 4 2
8 7 4 3
9 6
Q 3 2 N 7 4
Q J T 8
W E  
9 7 5
9 5 J T 6 2
K J T 7 S A 8 4 3
  A K 8 6 5  
6 3
A K Q
Q 5 2
 

 まずSの手でルーザーを数えます。スペードの分かれが悪くフィネスが失敗すればスペードで一枚。クラブで三枚、計4枚です。スペードのフィネスが通れば問題は解決ですので、オープニングリードのハートQをAで取った後、スペードJでフィネスをしたいところですが、もしフィネスが失敗すれば逆に切り札を狩られ、クラブのラフができなくなってしまいます。ここは安全策でクラブを負けにいき、三枚目のクラブをダミーでラフをする作戦を採ります。二度クラブを負けないといけないので、切り札を狩る余裕はありません。

ぶりっじばんざい

 問題です。 

  J T 9
A K 4 2
8 7 4 3
9 6
N
W   E
S
A K 8 6 5
6 3
A K Q
Q 5 2

 コントラクトはSの4スペードです。WはハートQをリードしてきました。切り札コントラクトではできるだけ早く切り札狩りをするのが常套ですが、このハンドの場合は如何でしょう。お考えください。

ぶりっじばんざい

 答え(6月12日分)
 

  6 4  
A 9 4 2
A 8 5 4
K 7 2
J T 9 8 3 N
T 6
W E  
Q J 7 5
J T 7 2 K Q 9 3
A Q S J T 8 6 5
  A K Q 7 5 2  
K 8 3
6
9 4 3
 

 切り札のコントラクトの時、通常は取られる枚数を数え、コントラクトをメイクするにはルーザーを如何に減らすか考えますが、時としてノートランプコントラクトの時のように、取れる枚数で考えるとうまくいく場合があります。
 クラブKが取れてダイヤのラフで小さい切り札が使えれば、スペードで6枚、ハートで2枚、ダイヤで1枚、クラブで1枚取れ、丁度コントラクトはメイクできます。
 後は方針通り、4トリック目はクラブKを取りに手からクラブをリードします。WはAで取って切り札Jを返してくるでしょうが、これをKで取ってクラブKでダミーに入りダイヤをラフ。ハートK、Aと取り4枚目のダイヤをラフすれば、10トリック取れて無事コントラクトはメイクです。

ぶりっじばんざい

 問題です。

  8 6 4
A 9 4 2
A 8 5 4
K 7 2
N
W   E
S
A K Q 7 5 2
K 8 3
6
9 4 3

 コントラクトはSの4スペードです。WはダイヤJをリード、これをAで取って、すぐにダイヤを手でラフをします。切り札Aを取りにいくと、Eからクラブ5が捨てられました。切り札のJ、10、9、8がWの手に残っていますので、クラブのKが取れたとしても5枚のルーザーがあります。何か手はあるでしょうか?

ぶりっじばんざい

 答え(5月29日分)。
 

  A 9  
A 7
K J 9
A Q J T 6 4
K Q J 7 N 6 5 2
K 8 6 5
W E  
J T 9 4 3
A 6 4 3 5
8 S 9 7 5 2
  T 8 4 3  
Q 2
Q T 8 7 2
K 3
 

 切り札ダイヤのAを追い出せば強いクラブでルーザーが捨てられると簡単に切り札狩りをすぐに始めると、Wに三枚目のダイヤをAで取られスペードを返されて、スペードで二枚のルーザーを出してしまいます。
 コントラクトをメイクするためには、最初にスペードの処理をしておきます。オープニングリードを手のKで取り、スペード9に向かってフィネスリードをします。WはオナーをかぶせてくるでしょうからAで取り、スペード9をWに取らせます。リターンは切り札でしょうが、これを手で取りスペード10でラッフィングフィネスをします。Wがカバーをしてこなければクラブを捨て、4枚目のスペードをKでラフします。Wがスペードをかぶせてくればこれをラフすれば手のスペード8がエスタブリッシュしていますので、どちらの場合も後は予定通り切り札Aを追い出せばコントラクトはメイクします。

ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  A 9  
A 7
K J 9
A Q J T 6 4
K Q J 7 N 6 5 2
K 8 6 5
W E  
J T 9 4 3
A 6 4 3 5
8 S 9 7 5 2
  T 8 4 3  
Q 2
Q T 8 7 2
K 3
 

 3ノートランプや5クラブが良かったかも知れませんが、コントラクトはSの5ダイヤモンドです。Wはクラブのシングルトン8をリードしてきました。あなたはこのコントラクトをメイクさせることができるでしょうか?

ぶりっじばんざい

 答え(5月15日分)
 

  9 7 3 2  
9 6 3
A Q 7
9 7 4
A Q 8 N K J T 6
K 7 5
W E  
8 2
J T 9 5 8 6 3
8 6 3 S Q T 5 2
  5 4  
A Q J T 4
K 4 2
A K J
 

 オープニングリードでダミーの手が見えた時点で、スペードの分かれが極端でない限りスペードA、Q、ハートKの三枚は取れ、もう1トリック取れればコントラクトをダウンに追い込めることが分かります。
 4人のハンドを見て分かるとおり、もし最初のハートのフィネスをあなたが取ったとすれば、Sは次にクラブのフィネスをしてコントラクトを難なくメイクしてしまいます。ダミーの手を見る限りすぐに攻撃をしなければいけないスートもありませんので、最初のフィネスは通し、ダミーへのエントリーを消すことです。そうすればクラブのフィネスはできませんので、パートナーのクラブQでコントラクトをダウンさせることができます。
 もちろんSが次にハートAを取りハートKであなたに手を渡したり、また次にクラブのフィネスをしたならばコントラクトはメイクされてしまいますが、ハートまたはクラブのいずれかのフィネスが成功すれば良い状況で、一度成功したハートのフィネスを続けてこないことは先ず考えられません。

ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  9 7 3 2  
9 6 3
A Q 7
9 7 4
A Q 8 N    
K 7 5
W E  
   
J T 9 5    
8 6 3 S    
       
   
   
 
 

 コントラクトはSの4ハートです。WのあなたはダイヤのJをリードします。SはダミーのAで取り、切り札ハートをリードして手からQを出してフィネスをしてきます。さてこの後、あなたのデフェンスプランは如何でしょうか?