ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K J T 9 8 3  
K J 6
A 5
A Q
Q N 6 5 4 2
A 7 5 3
W E  
4
K J T 3 9 7 6 4 2
K 9 8 4 S 7 6 5
  A 7  
Q T 9 8 2
Q 8
J T 3 2
 

 4人の手が見えていますが、複雑なハンドです。コントラクトはSの6ハート、WはスペードQをオープニングリードしてきます。プレイプランを立ててください。

ぶりっじばんざい

 答え(3月15日  分)
 

  J 5  
T 9 6 3
J 8 7 2
Q 6 3
9 7 6 4 3 N Q T 8
K J 7 4
W E  
Q 8
K T 6 Q 9 5 4
7 S J 9 8 2
  A K 2  
A 5 2
A 3
A K T 5 4
 

 スペードJが取れる唯一のチャンスですので、ダミーからはJをプレイします。このハンドではEにQをかぶせられAまたはKで取ります。
 ノートランプハンドですから、取れる枚数を数えます。スペードで二枚、ハートで一枚、ダイヤで一枚ですので、コントラクトをメイクするためには、クラブで五枚共取る必要があります。
 W、Eの一方に五枚、WにJを含む4枚がある場合を除き五枚とも取れる安全プレイをします。ダブルウィナーの場合(この場合SのA、K)は、その内の一つからのリードが基本です。まずAまたはKを取り、次にダミーのQ、この時両方の手からクラブが出れば、3-2の別れですから問題なく五枚取れ、このハンドの場合のようにWにクラブが無いとわかると、次は10でフィネスすることができます。

ぶりっじばんざい

 問題です。 
 

  J 5
T 9 6 3
J 8 7 2
Q 6 3
N
W   E
S
A K 2
A 5 2
A 3
A K T 5 4

 コントラクトはSの3ノートランプです。Wはスペード4をリードしてきました。プレイプランを立ててください。

ぶりっじばんざい

 答え(3月1日  分)
 

   
Q 7 4 3
A Q
K Q N J
K Q  
W E  
J
A K J T 8 6
S
  A 8  
A 7
K T
 

 取られるのはWだけですから、Wの手だけに注目。Wはどのカードも捨てたくはありませんので、Wの手に無いクラブをリードすれば良いことは何となくお分かりでしょう。さてK、10のどちらをリードするかですが、Wの対応の仕方によってSにもNにもリードを入れたいので、クラブ10をリードします。
 Wがスペード又はハートを捨てたときには、捨てたスートの二枚目が取れますので、NのAで取りすぐにクラブKでSに戻って取れる3枚を取れば合計5トリックが取れます。
 Wがダイヤを捨てたときはどうでしょう。このときにはダイヤで一つ負ければダイヤQが取れますので、NのQで取りダイヤ3でWに負けます。Wからはスペード又はハートが返ってきますがこれをAで取り、もう一つのAを取ってクラブAでNに入れば最後のトリックをダイヤQで取ることができ、合計5トリック取ることができます。

ぶりっじばんざい

 問題です。 
 

   
Q 7 4 3
A Q
K Q N J
K Q  
W E  
J
A K J T 8 6
S
  A 8  
A 7
K T
 

 ノートランプのプレイ、残り6枚です。Sからのリードとして、S-Nで5トリック取るにはどうすれば良いでしょうか?

ぶりっじばんざい

 答え(2月16日分)
 

  Q 7 4  
A K Q
A Q 8 5
K 9 3
A T 8 6 N K 9 5 2
T 8 5 2
W E  
9 6 3
T 2 K J 6 4
J T 4 S Q 8
  J 3  
J 7 4
9 7 3
A 7 6 5 2
 

 ノートランプのコントラクトでは取ることのできるトリックの数をまず数えます。スペードのオープニングリードに対し、Qを出さなければ相手がどうプレイしてもスペードで一枚取ることができます。ですから、スペードで一枚、ハートで三枚、ダイヤで一枚、クラブで二枚、合計7トリックが見えていますが、あと2トリック必要です。
 方針として、ダイヤのフィネスが成功してなおかつ相手の別れが3-3、クラブの相手の別れが3-2の二通りですが、クラブの方がはるかに確率が高いですから、ビッドで相手のクラブが長いと判っている場合以外はそちらを選びます。
 Sへのエントリーはクラブしかありませんので、クラブのKを先ず取り、次のクラブは相手に取らせます。後は相手のスペードの別れが良いことを祈るだけです。

ぶりっじばんざい

 問題です。 
 

  Q 7 4
A K Q
A Q 8 5
K 9 3
N
W   E
S
J 3
J 7 4
9 7 3
A 7 6 5 2

 コントラクトはSの3ノートランプです。Wはスペード6をリード、プレイプランを立ててください。

ぶりっじばんざい

 答え(2月2日分)
 

  K Q 5 2  
J 5
A K Q
J 8 5 4
T 8 N J 9 7 4
A Q
W E  
8 4 3
J 8 6 5 2 7 3
K Q T 7 S A 9 6 2
  A 6 3  
K T 9 7 6 2
T 9 4
3
 

 切り札ハートで二トリック取れますから、もう一トリック取ればコントラクトをダウンさせることができます。問題はクラブのリードを続けて、もう一トリック取れるかどうかです。ビッドから見て、Sには6、7枚のKを頭にするハート、スペードのA、もしクラブのAを持っていればダックする理由がありませんので、クラブAはパートナーの手にあると考えられます。そうすると一トリック目のパートナーのクラブ9は何を意味するのでしょうか。Aが手にあることを示す必要はありませんし、3枚ならばローをプレイするはず。ダブルトンでしょうか、ならばクラブの2はなぜ出なかったのでしょうか。パートナーは4枚クラブを示したかったのです。
 クラブリードは危険と分かりましたので、もう一つの可能性に賭けます。Sのハートは6枚、パートナーの手には3枚の切り札があり、ダイヤがダブルトンの可能性です。ここではその可能性に賭け、二トリック目でダイヤをリードすると、三枚目のダイヤをパートナーがラフして、4トリック目を取ることができ、ダウンに追い込めます。

ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K Q 5 2  
J 5
A K Q
J 8 5 4
T 8 N    
A Q
W E  
   
J 8 6 5 2    
K Q T 7 S    
       
   
   
 
 

1C Pass 1H Pass
1S Pass 3H Pass
4H All Pass    


 コントラクトはSの4H、WのあなたはクラブKをオープニングリードします。パートナーからは9、Sからは3が出て1トリック目が取れました。さて次は何をリードしますか?

ぶりっじばんざい

 答え(1月19日分)
 

  9 8 7  
A Q J 7
K 3
9 7 4 2
5 N Q J T
9 8 3 2
W E  
T
Q T 8 4 A J 6 2
K J 6 3 S A Q T 8 5
  A K 6 4 3 2  
K 6 5 4
9 7 5
 

  9  
K 3
9
N Q
W E  
Q T 8 A J
K S Q
  6  
9 7 5
 

 Eのハートがシングルトンの10であることがポイントです。これによりダミーにハートで4つのエントリーがあり、ダミーリバーサルが使えます。
 スペードリードをAで取りもう一枚切り札を狩った後、ハートKをダミーのAでオーバーテイクします。クラブをラフし再びハートをフィネスしてダミーに入ります。この時Eがラフをすれば、ダミーにもう一枚切り札が残りますので、問題は解決です。そこでEはラフをしませんが、クラブをラフ、ハートでダミーに入るを続けます。最後のハートでダミーに入った時点で、左下図になりますが、ここで最後のクラブをリードすれば、10トリック目を手に入れることができます。