AutoHotKeyを利用して、キーボードだけで操作をする簡便さを体験されましたでしょうか。
その有用性から、AutoHotKeyに関する解説サイトはいろいろあり、いろんなスクリプトも紹介されています。私はそれらのサイトの拾い読みから、私に当てはまる部分を取り入れているに過ぎません。今日はその一端を紹介します。
Windows7までは主メモリーの容量に制限があり、メモリーを食うPhotoshopなどを使うと、メモリー不足のアラームが出たりします。AutoHotKeyのahkファイルはわずかな容量ですが、不必要な部分はその都度停止しておくに越したことはありません。そこで一つのahkファイルにするのではなく、メール用、ブラウザ用などと作り分けて、起動する際はソフトとそれ用のahkファイルを立ち上げ、終了のときには、双方を終了するようにしています。
ソフトの終了は、Send,!{F4} でできますが、ahkファイルは隠れていてそのままでは終了できません。そこで起動終了をするahkファイルには、例えば ^!q::ExitApp の一行を加え、常に起動しているメインのahkファイルに下記を記します。
$q:: ;q ダブルで終了
if(A_PriorHotkey == A_ThisHotkey and A_TimeSincePriorHotkey < 500){
Send,!{F4}
Send,^!q
}
else{
Send, q
}
return
ここでは何も「q」キーの二度押しにする必要はなく、こんなキー設定もできますよとだけを示しています。
いろんなサイトを見て、有用ならばどんどん取り入れてください。
心の中でにやにや
警察から電話がありました。身に覚えがなくとも警察からとなると、不安が先に立ちます。
懸念とは裏腹に内容は、当店発行の請求書を拾得したが、勝手に処分できないので請求先に連絡をして、当警察に連絡をするよう伝えて欲しい、というものでした。
安堵する一方、ここまでしないといけない警察も大変だなぁ、との思いです。と同時に、遊び心が別の発想を思い浮かべます。お札に電話番号でも書いておけば、その札を拾得した際にも連絡が来るだろうか?
もし来るならば、支払いに使った札が回り回って拾得物になり、戻ってくるかも。
いやいや、お札を汚しても罰せられませんが、ことお金に関してはどんな犯罪に発展するやも知れません。想像でにやにやするだけに留めましょう。
写真 修正不可 ?
少し前の記事になりますが、ロイター 「RAWは禁止。JPEGのみ可」(※1)なる記事がありました。「現実」を反映した生の画像のみを受け付けるとの意味で、報道写真としては納得ですが、時には写真の加工も必要かな、と思ったりします。
例えば先日の橿原神宮(※2)の写真で何か違和感はないでしょうか。特に左列上から三つ目。「何か変」とお思いならば、あなたは日頃からよく写真をお撮りになる方でしょう。
開いたふすまのすぐ前に立ち、その目線での撮影ですから、そのままであればすぐ前のふすまの縦線は、レンズの収差で下がすぼまります(逆ハの字)。修正を加えていない一つ上の写真は被写体がカメラから遠いですが、それでもわずかにふすまがかしいでいるのがお判りでしょう。
ロイターのように厳格にならずとも、ネット上の写真は、「この写真、修正してる」なんて思いで見るのも、良いかもしれません。
(※1) http://gigazine.net/news/20151120-reuter-ban-raw-image/
(※2) http://miwaokina.blog26.fc2.com/blog-entry-3041.html
目の疲れ
何度か書いていますように、目が悪くなり明るい画面に耐えきれずPCのモニターは輝度を落とし、ソフトで可能ならば黒背景(#3e3e40)、文字色(#f0ede4)で使用しています。
私と同様の人も増えたとみえて、カラー変更ができるソフトも増えてきています。例えば私がメーラーにSylpheedを使っているのも、これが一つの要因です。
ごく最近、pdfファイルを見るのに使う acrobat reader も色変更ができることを知りました。設定は、「編集」→「環境設定」→「アクセシビリティ」と進み「カラーの表示を調整」にチェックを入れ「カスタムカラー」で、ページ背景色・テキスト色を指定します。
pdfファイルは何かに付けよく使います。あなたがもし私と同じ目の状況ならば、ぜひ設定変更をしてください。目の疲れ方が違います。
キーボード派へのお誘い その4
キーボードでPCを操作するのに欠かせないソフトですので、もう少し AutoHotKey の話を続けます。
以前IMEの辞書登録に該当するソフトtexter(※1)を紹介しましたが、AutoHotKey にかかればこんなことはお手のものです。例えば ahk ファイルに
::thx::Thank you.
と記しておけば、thx とタイプすれば Thank you. と出てきます(出てこない場合は、thx と打った後TABキーを押してください)。{Enter} を挟めば、複数行も設定できます。但し日本語は文字化けをしますので、クリップボードを介して次のように記入します。
:c*:arg::
Clipboard=いつもお世話になり`nありがとうございます
Send,^v
return
(ここで「`n」は改行です)
更に各ソフトに設けられているショートカットキーと組み合わせれば、各ソフト上での操作の効率化が図れます。例えば私はメールソフトにSylpheed(※2)を使っていますが、ahk ファイルに以下を書くと、
:c*:thr::
send, ^c
ClipWait
send, {LButton}
cusn=%Clipboard%
Clipboard=ご連絡ありがとうございます
ClipWait
send, ^r
sleep, 500
send, +{Tab}
send, ^v{Tab}
Clipboard=%cusn% 様`n`nいつもお世話になり、誠にありがとうございます。`nこの度はご連絡をいただき、ありがとうございます
send, ^v{return}
return
受け取ったメールの相手の名前をドラッグして(ここはマウスの方が早いようです)ハイライトした後 thr とキーを打つと、返信メールが立ち上がりタイトルに「ご連絡ありがとうございます」、本文の先頭に「○○様 いつもお世話・・・」と常時使う返信の挨拶が記入されます。
これは極一例です。工夫してキーボード入力で効率を高めましょう。
(※1) http://5am.jp/lifehack/texter/#download
(※2) http://sylpheed.sraoss.jp/ja/
今朝の三輪山
曇りがちの日が続きましたが、久しぶりに良く晴れました。放射冷却で寒い朝です。でもこれが平年なのでしょう。
暖かい冬は体には有り難いですが、日本では夏は暑く冬は寒くなければ、社会全体のリズムが狂ってしまいます。
今朝の三輪山
マイナンバー
マイナンバーの通知が我が家にも届きました。と言っても、「転送不要」でお送りしています。不在でしたので市役所1階3番窓口まで、身分証明書を持って受け取りに来てください、との案内です。
確かニュースでは転送依頼もできたはずと思いながらも、やむなく市役所に出向きます。と、窓口には列ができています。多くの人が、配達時に受け取りができなかったのでしょう。「何という無駄」と思わざるを得ません。
窓口のお姉さんだけやたら元気でした。身分証明書の確認・コピーと受取書を受け取ったうえ封書を手渡すのですが、「世帯主が・・・」と事前説明が入ります。
さて、当面は個人への利便性は少なく、お役所へのメリットが大きいと想定されるマイナンバー。登録する人がどの程度の率に達するか、集計が見物です。
キーボード派へのお誘い その3
前回で、キーボードからそれぞれのソフトを起動することができましたでしょうか。終了はWindowsに設定されている Alt+F4 でできますから、ソフトの起動・終了は手早くできるようになりました。ただこの Alt+F4 はキーが離れていて片手操作が難しいので、AutoHotkey で別のキーに割り振っても良いかと思います。私は qq (quitのq)にしています。
さて次によくやる操作といえば、Windowsの終了・再起動でしょう。これも ahkファイルに記述して、キーボードで手早くやりましょう。私の例では以下を記述しています。
vk1Dsc07B & s:: ;無変換+s:: Shutdown
Run, C:\windows\system32\shutdown.exe -s -f -t 0
return
vk1Dsc07B & r:: ;無変換+r:: Restart
Run, C:\windows\system32\shutdown.exe -r -f -t 0
return
ここでの「無変換」などのキーコードはネット検索で調べてもよいですが、自分ででも調べることができます。
作ったahkファイルを起動しタスクバーにできたショートカット(隠れているときは右側の▲をクリック)を右クリックして「open」。「View」から「Key history and script info」をクリックすると、押したキーのコードが表示されます。「無変換」キーを押して「F5」。すると最後の行が一番最後に押した「F5」でその上二つが「無変換」のコードです。
ではまた次回。
キーボード派へのお誘い その2
キーボードで操作するのに欠かせないフリーソフトが、AutoHotkey(※1)です。PCでの作業効率を上げることがいろいろできますので、キーボード派でなくとも使って損はありません。いろんな解説サイトがありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
さて、このソフトで前回のExcelを起動してみましょう。お使いのエディターを開き、
^!e::Run,C:\Program Files\Microsoft Office\Office\EXCEL.EXE
または
^!e::
Run,C:\Program Files\Microsoft Office\Office\EXCEL.EXE
return
と書いて、例えば Program.ahk と名付けて保存します。(C:\・・のパスはご自身のパスに合わせてください。) 更にPCを起動したときにこの機能が有効になるよう、このファイルのショートカットを作り(エキスプローラーでファイルを右クリックして「ショートカットの作成」)、できたショートカットを C:\Users\ユーザー名\スタート メニュー\Programs\Startup フォルダーに移します。
これで前回のプロバティでショートカットキーを設定する代替えとなり、スタートメニューにないプログラムもお好みのキーマップで起動することができます。ちなみにAutoHotkeyでは、^がCtrl、!がAlt、+がShift、#がWin です。メモを残す時は ;メモ と、前に ;を付けます。
ショートカットキーをいろいろ作り出すと、こんどは覚えておくのがつらくなります。関連が分かる言葉で指定できると便利です。そのときには、
:c*:e-x::
Run,C:\Program Files\Microsoft Office\Office\EXCEL.EXE
return
と記しておけば、Excelを連想する文字(ここでは「e-x」)で起動ができます。ただし例えばエディターなど、文字入力を受け付けるソフトがアクティブの場合は変なことになりますので、そのときは一旦Win+dでデスクトップを表示するなどの注意が必要です。
ではまた次回。
(※1) http://ahkscript.org/
アマゾン プライム
Amazon Prime、Prime video に始まり Prime music も加わって、ますます囲い込み強化です。年会費3900円とは言え、会員を集めれば固定収入としてまとまった金額が入って来るのは強みです。
我が家もまんまと術中にはまった部類ですが、注文の品が翌午前中に届くのはありがたいですし、先日注文した品が、在庫切れで納入まで1ヶ月とあったのが2日後に届き、会員優先の特権が得られたのかと思ったりします。
ところで Prime video ですが、今SUITS(※1)にはまっています。既にテレビの DLife チャンネルで観たものですが、字幕版だと少しニュアンスが変わり、皮肉やジョークを交えたやり取りにはまります。こんな時、英語が聞き取れれば面白さが倍にも三倍にもなるのにと、途中で止めてしまった会話学習が悔やまれます。
特に冒頭の曲の歌詞、お判りになるでしょうか。お判りならば全く聞き取れない私にご教示ください。
(※1) http://www.amazon.co.jp/%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6/dp/B00I2IZEM6/ref=sr_1_27?s=instant-video&ie=UTF8&qid=1448580829&sr=1-27