手延べそうめん昔ばなし

 三輪素麺の歴史は、大神神社(おおみわじんじゃ)と、神と人との間に行き来が会った頃の物語に彩られています。


おだまき伝説
昔、ここにすむ活玉依昆売(いくたまよりひめ)のもとに、夜ごとに通ってくる男がいました。昆売はまもなく身ごもりました。昆売の両親は相手の男の素性を知ろうと、麻糸をつけた針を男の衣服のすそに刺しておくようにと昆売に知恵をさずけます。翌朝起きてみると、糸は鍵穴を通り抜け、緒環(おだまき)には3まわりの糸しか残っていません。そこで糸をたぐっていくと大神神社の祭殿にまで続いていたので、男は三輪の神、身ごもれるのは神の子であることを知った-という神話です。

伝説から
これはあくまでも伝承ですが、それにあやかり、三輪素麺の商標は大神神社の三ツ鳥居ですし、素麺の等級も境内の「神杉(大神神社の神木にあやかって)」や「緒環」で表されています。三輪という地名も、緒環に残っていた糸が3まわりだったことから3つの輪で「三輪」となったとも云われています。

当店も少しあやかって、細糸素麺に「一の鳥居」の商標を付けさせていただいています。