今朝の三輪山

 秋晴れが予想できる爽やかな朝です。遅れていた彼岸花も今が盛り、緑の絨毯だった田んぼは金色の絨毯へと模様替えです。


今朝の三輪山

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気骨がほしい

 今回の尖閣諸島沖での中国漁船の衝突事件は、民主党の弱腰として早速臨時国会の争点の的です。沖縄検察が独自に船長を釈放したとは素人の私でも信じがたく、もしそうであれば国の施策にまで検察が関与することの方が問題で、政府がなぜきっぱりと「政治判断で指示した」と言わないのか不思議ですらあり、民主党の屋台骨のひ弱さを感じます。
 民主党内に中国にもの申す人がいないのかと思いましたが、asahi.comに枝野幸男幹事長代理の「中国は「あしき隣人」『法治主義通らぬ』 講演で枝野氏」(※1)を見て、「捨てたものでもない」とも思います。ただ記事にある「中国は法治主義の通らない国だ。そういう国と経済的パートナーシップを組む企業は、よほどのお人よしだ」は言い過ぎで、中国の巨大市場や安い労働力を頼りにしないといけない国内経済の状況は、自らにも責任があることも自覚してもらいたいです。
 折しも今日からノーベル賞受賞者の発表があり、平和賞候補として中国の代表的な反体制人物である劉曉波が取りざたされていることに対し、中国がノルウェーに選ばないよう政治的圧力をかけているそうですが、ノーベル賞財団が沖縄検察のようではないことを切に希望したいと思います。

(※1) http://www.asahi.com/politics/update/1002/TKY201010020190.html?ref=rss

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ぶりっじばんざい

 答え(9月25日分)
 

  K J 5  
9 6
K T 4
A 8 5 3 2
9 4 N Q 8 6 3 2
A T 8 7 4
W E  
Q J 3
Q 9 5 3 6
9 6 S Q T 7 4
  A T 7  
K 5 2
A J 8 7 2
K J
 

 パートナーは定石通り長いスートの4番目(フォースベスト)の7をオープニングリードをしてきています。「ルールオブ11」(11-7=4)で、7以上のカードはあなたと相手二人の合計で4枚と分かり(どうしてかは簡単な算数ですのでお考えください)、ダミーとあなたの手で3枚が見えていますからSには一枚と分かります。SはKで取りましたからSの手のハートには7以上のカードはもうありません。
 更にダイヤKを取り、10を返してきたのは明らかにフィネスですので、パートナーにはダイヤのウィナーがあるはずです。ダイヤでパートナーの手に入ったとき、すぐにハートを取ってくれればコントラクトはダウンに持ち込めるのですが、パートナーとしてはハートのQの居場所に迷うところです。あなたのJをSがKで取ったのですから、SにQは無いとも読めますがトラップかもしてません。パートナーは次にあなたからハートをリードしてくれれば確実だと思い、あなたへのエントリーを願って他のスートをリードするやも知れません。
 あなたのベストプレイはダイヤ10のリードに対してハートQを捨てることです。これでパートナーは何の疑問も持たず、ハートを取り切ることでしょう。

3Dテレビ

 映画「アバター」の大ヒット以来、映像は3D、テレビも3D、3Dと開発競争です。メーカーの思惑通り映画並にテレビ受像器も新たな家電大ヒットとなるでしょうか。
 家電量販店には既に製品が並んでいて、デモンストレーション画面では、近くのものは近づいてきて、遠くのものは遠くにと(あたりまえですが)通常の受像器に比べ迫力はあります。ただ少しの間見るだけで目の疲れを感じます。専用眼鏡を通して見るものは特にひどく感じ、裸眼3Dの方はましですが、それでも今までの受像器に比べると疲れる感じです。
 元々テレビの画面は目にはよくないとおっしゃる専門家もおられます。高齢化社会、目に優しい改良が求められるでしょう。また、何もかも3Dの放送というわけにもいきません。3Dに適した映像をたまに見てこそ、迫力を感じるものです。
 新しい技術には最初誰もが関心を持ち飛びつきますが、3Dテレビはどこまでメーカーの思惑がかなうのか、高齢化の一翼を担う私は少し疑問に思っています。

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