若者言葉

 最近の若者言葉、次々と生まれてくる新語、時々クイズ形式でテレビで取り上げられていますが、私には全く分かりません。同世代の人のためでしょうか、その意味の辞書や解説ブログがいくつもアップされています(例えば「若者言葉」とかで検索してみてください)。当然省略表示する言葉は外国にもたくさんあって、その証拠にブラウザでこのブログを表示する言語、HTML(これまた略語ですが)にしたって略語表示のためのタグとして、<abbr> と <acronym>  とが用意されています(昨日の記事に使ってみましたがお気づきだったでしょうか)。
 以前にも述べたように、「気になることば(※1)」は私のブックマークの一つですが、その9月27日欄に「“おす!”って何?」が取り上げられています。一般語化した昔からある省略言葉です。言葉を省略して新語を作ることは、一般庶民や若者の特権のようですが、記事にあるように、「こんにちは」は、「今日は良いお日和で」などのあいさつを縮めたもの、「さようなら」は、「左様ならば、これにて失礼!」などを縮めたものとみれば、庶民や若者に限らず広く行われた言葉作りであると伺えます。
 日毎作られている言葉が「さようなら」や「こんにちは」のように、後世にどれだけ残っていくことでしょうか。データを何代にも渡って集積し、解析をすれば面白い結果が出るかもしれません。

(※1) http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/

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バージョンアップ

 面白いソフトの紹介記事を見ました。「Back to 2003」というソフト。Microsoft Office 2007 のUIが旧版と大きく異なるため使いづらいというユーザーが少なくなく、しかもソフト自体に旧UIにもどす機能がないため、その機能を補うがためのソフトなのです。
 Excel、Word共、2000よりバージョンアップをしていませんので、どのような様子かはわかりませんが、バージョンアップもここまで進むと、もう機能アップの項目もほとんどなくなり、見た目や操作方法をいじくるようになるのでしょう。それが使用者に取っては使いづらく、元に戻すという変なソフトの出現につながるようです。
 Vistaにしても、ユーザーの意向を受け旧XPの発売終了を6ヶ月ほど先延ばしにしたように、もう我々一般ユーザーのとっては、バージョンアップのメリットはさほどない気がします。怖いのはサポートの停止で、「セキュリティーホールがある」などと脅かされた場合です。セキュリティーの強化はバージョンアップの目玉ですが、どんどんバージョンアップしてソフトを売りたいメーカーにとって、新たな手段でセキュリティーを揺るがす不届き者が販売推進の立て役者だというのも変な話です。

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ばぶるのほうかい

亀田家を持ち上げてヒールぶりを演出し、
ブームを煽りまくって視聴率を稼いだTBSは
あの試合の後、何事もなかったようにチャンピオンの内藤選手を出演させ、
亀田家を叩いています。
亀田家の増長の原因は馬鹿な演出を続けたTBSと
勝利を金で買える外国人選手と対戦させ続けたジムにあります。
私は亀田家はあまり好きではありませんので、
ざまあみろという心情はありますが、
実力も伴わないままランキングだけを上げていき、
分不相応な舞台に放り込まれたことは哀れだとも思います。

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今朝の三輪山

 週末の間に、半数ほどの田んぼで稲刈りが済み、景色が一変です。この画面ではとらえられていませんが、雲の形も随分変わってきています。朝晩ちょっとひんやりして、秋色の深まりを感じます。
 
 
 

今朝の三輪山

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ノーベル賞

 12月10日、命日に行われる授賞式に向けて、ノーベル賞の各部門の受賞者が発表されました。ノーベル賞といえば、技術や理論で先駆的な業績を上げた人や偉大な文学作品を作り上げた人に与えられるものとの思いが私にはありますが、「平和賞」だけは、政治的色合いが強い気がします。
 今回の受賞者、ゴア前副大統領にしても、いろんな講演で地球温暖化の危機を訴えたり、その趣旨の出演映画がアカデミー賞にノミネートされるなど、露出度は非情に高いですが、なにも彼が最初に言い出した事柄でもなく、地道に地球変化の現象を観察し、温暖化の影響を危惧して警鐘を鳴らしている人や団体はたくさんあります。彼の行動によって、京都議定書から産業界のために離脱した当のアメリカが、CO2削減に向け方向転換をしたわけでもありません。
 物事には必ず批判が伴います。ノーベル賞の各賞へも批判はあります。その中で「平和賞」への批判が最も多いのには私も納得です。あの佐藤栄作氏も批判されています。受賞者も「自分は平和に貢献した」と納得された上で賞を受けられているのでしょうか。社会的に何もできない者の僻みでしょうか、無抵抗主義で独立を勝ち取ったあのガンジーが賞を辞退したことと、どうしても対比してしまいます。

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ぶりっじばんざい

 問題です。 
 

  A 6 4 3 2
T 5 4
9 7 4 3
3
N
W   E
S
K 5
A K Q J 3
8 6 5
A 8 5

 コントラクトはSの4ハートです。WはクラブのQをリードしてきました。プレイプランを立ててください。

木製仮面

 9月27日に取り上げた「木製仮面」を見てきました。幸い撮影が自由でしたので、紹介します。少し長くなりますが、説明文も併記させていただきます。
 
 纏向遺跡ではこれまでに数多くの木製品が出土していますが、その中には建築部材や農具などのように実用的なもののほか、祭祀的な意味合いを持つと考えられる遺物が含まれています。このうち後者は祭祀土坑と呼ばれる遺構から出土することが多く、それらの遺物は当時の祭祀形態を考える上で重要な資料となっています。
 平成19年に実施された第149次調査においても、そうした祭祀遺物が出土する土坑が見つかっています。この土坑からは土器類の籠状製品、朱塗りの盾の破片や鎌柄などの多数の木製品とともに、木製仮面が出土しました。
 この木製仮面は長さ約26cm、幅約21.5cmを測り、丁度人間の顔を覆い隠すことができる大きさを持っています。アカガシ亜属製の広鍬を転用して作られたもので、口は鍬の柄孔をそのまま利用していますが、両目の部分は新たに穿孔しており、高く削り残した鼻には鼻孔の表現が見られます。
 また、眉毛は線刻により表現されており、その周辺にはわずかに赤色顔料が付着していました。紐を通す孔などは見られず、手に持って使用したものと推定されます。この木製仮面は、共伴した土器から古墳時代前期の庄内1式期頃(3世紀前半)のものと考えられます。日本列島では縄文時代から弥生時代前期の土製仮面の存在が知られていますが、それ以降古墳時代を通じて仮面の実例はほかに見られません。また木製の仮面としては、これまで7世紀代のものが最古とされていましたが、本例はそれをはるかに遡る事例となりました。
 木製仮面は他の多くの木製品とともに、土坑から出土しました。このことは従来から考えられている土坑祭祀の一場面で、仮面が用いられていたことを示しています。農具である広鍬を転用していることを考えると、その祭祀は農耕に関連するものであったのかもしれません。纏向遺跡でおこなわれた祭祀の形態は、依然として不明な部分が多く残されています。土坑出土の木製仮面は、祭祀形態の研究に新たな視点を与えてくれる貴重な資料と言えるでしょう。

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偽『三輪そうめん』販売

 昨日、読売や日経などの朝刊紙面に「偽『三輪そうめん』販売」の文字が踊ります。我々三輪素麺の製造販売に携わる者の集まりで、以前から「ひどい偽物」と話題に挙がっていた商品です。確信はあっても証拠を提示しないとお役所は動いてくれません。立ち入り調査権がない以上、証拠などつかめるべくもなく、告発されるほとんどは内部告発に依るものです。ところが今回は、別商品の賞味期限を改ざんした疑いで告発され、その倉庫捜索で「中国産」を「三輪素麺」と張り替えた商品が見つかったのです。我々にとっては「棚ぼた」です。
 偽物は後を絶ちません。民間企業の努力で偽物を絶つのは極めて困難です。でも「偽物が出るのは知名度が高い」と喜んでばかりはおられません。消費者から「食感が違う」とクレームが相次いでいたと紙面にあることからも、製造販売に携わる者として偽物を排除するための本筋は、「皆様の口」に信頼を寄せることです。そのためにも伝統を守りしっかりとしたもの造りをすることが我々に科せられています。
 一方消費者の立場に立てば、如何に自らの「口」を鍛えるかが大切と言えます。「高かろう不味かろう」は最悪ですが、「安かろう不味かろう」は消費者側にも問題はあります。いつも「満腹になればそれでいい」では味気ない人生です。「安かろう美味かろう」を見いだす「口」を何とか身につけたいものです。

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いんたい

 野村監督以来、29年ぶりの選手兼任監督として話題をさらった古田選手兼任監督はわずか2年で幕を引くことになりました。
残念ながら選手としてはもう限界でしたが、監督専任として球団社長や相談役から続投を要請されていました。
それを固辞したのはフロントへの不信からだといわれています。
中でもシーズン半ばでメディアを通じて事実上の“引退勧告”として「来季(2008年)以降は監督専任、現役は今季限り」と公表されたことが大きいと思われます。
引退試合で「また会いましょう」と去っていきました。
昔好きだった選手がいなくなっていくのは寂しいものです。
野球を見ることもめっきり少なくなった私が言うのは勝手な言い分ですが。

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今朝の三輪山

 昨日は「体育の日」、心配された一昨日夜半からの雨が「市民体育祭」の競技開始に合わせるかのように上がり、関係者もさぞかし安堵されたことでしょう。その分の雨が今朝に回ったのでしょうか、三輪山は雨にけむり、すっぽりとその姿を隠しています。
 
 
 

今朝の三輪山

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