更新情報ポータルサイト、できませんでしょうか

 今の電気製品は100%ソフトで動いていると行っても過言ではありません。ソフトといえばバグが付き物。
 以前使っていた携帯電話は、バッテリーは十分なのにいつの間にか電源が切れているケースがあり、修理を依頼したのですが、2・3日して返ってきた答えは、「どこも異常がありません。」 「お客さんに知れず、ソフトを入れ替えてるんだな」との後味でした。車など人命にかかわるものは「リコール」が大々的に報道されますが、ほとんどの電気機器は、(いささか不満ですが)消費者の申し出に応じ知らず知らずに修正されているのが実状です。
 パソコンの周辺機器はドライバソフトの更新があるというのが常識化していますので、普段から気を付けているのですが、最近デジカメにも同様のことがあるのに気付きました。
 私のデジカメは現モデルから一世代前のEOS kiss X2、ネットで単焦点レンズを捜していて、「ファームウェア変更」(※1)なるサイトに目が止まりました。新しいストロボに対応するというのもありますが、主眼は3点の不具合の修正です。
 私はまだ気が付いたからよいものの、人気の高いモデルだけに知らずに使っておられる方も多いはずです。メーカーとして多くのユーザーに知らしめるのは大変なのでしょうが、ことの大小にかかわらず、お客様への配慮として通知する手だてはないものでしょうか。個々個別に捜すのではなく、更新情報のポータルサイトでもあれば便利だと思うのですが・・・。

(※1) http://web.canon.jp/imaging/eosd/firm-j/eosdigital4/firmware.html

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手元スピーカー

 耳が遠くなってきたせいか、テレビの音量がどうしても大きくなるようで、家人から指摘を受けます。そこで重い腰を上げ、前のテレビのサラウンド用に使っていた小さなスピーカーを引っぱり出してきて、手元スピーカーとして接続することにします。
 以前は事細かに書かれていた仕様も、最近の電気製品の説明書は取り扱いに重きが置かれているようで、肝心の出力容量などが分かりません。LINE出力ではスピーカーは鳴らないだろうなと思いながらも試してみると、案の定うんともすんとも。ならばイヤホーン出力。iPod用のイヤホーンで確認の上つないでみましたが、これまた出力不足のようで鳴りません。
 アンプが無ければダメか。そこでふとテープ駆動部分が壊れお蔵入りのβのビデオデッキを思いつきます。テレビのLINE出力をデッキのLINE入力へ、そしてデッキのイヤホーン出力からスピーカーへ。不要になって貯め置いた電気コードを総動員です。昔のデッキの方が出力が大きいとみえ、スピーカーからみごとテレビの音が聞こえます。
 テレビは薄型で大画面化、どうしても離れて観ます。そして高齢化。間もなくテレビは手元スピーカーが標準装備か、オプション付きで販売されることでしょう。

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遺産はどれくらい生き残るのでしょう

 データのバックアップはどうされていますか? 私共では業務データのバックアップは区切り区切りではMO、毎日のバックアップではUSBメモリーを使用しています。USBメモリーが出てからは、MOに比べ読み書き速度が随分速くなり、ストレスが減りました。しかも容量は増すわ価格は下がるわで、最も手軽な記憶媒体です。購入当初は500MBで2000円台だったものが、一昨日電気店で4GBが970円、ついまたまた予備にと一本買ってしまいました。
 変遷はすさまじく、音楽でみれば、レコードからカセットテープ、MD、CD、DVD、ブルーレイ・・、PC関連も更にめまぐるしい変遷です。そのことを思えば今後データの記憶媒体はどんな変遷をしていくのでしょうか。私などには予想だにできません。
 折しも奈良では正倉院展が開かれています。1300年近く経とうとするものが、今も保存され我々の目を楽しませてくれます。一方出版物も含めディジタル化の波の現代、ディジタル記録媒体に書き込まれたいろんな遺産はどれくらい生き延びていくのでしょう。
 そんな時代まで見ることはできないのは承知なのですが、ふと考えてしまいます。

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日本の将来

 民主党政権が誕生して一ヶ月余り、今皆さんはどの様にお感じになっていることでしょう。市町村議員から国会議員まで、当選まではお近づき、当選すれば遠くの人、さていったい何をしているのか、の感ですが、現大臣・副大臣達は「働いている」様子が伝わってきて好感が持てます。しかし経過や決定事項をみてくると、なにやら先行き不安のもやもやがたちこめてきます。
 私は政治・経済に詳しいわけではなく、評論家でもありませんが、大前研一氏のコラムには大いに共感を覚え、益々不安がつのります。

  • 来る民主党政権に期待することとは?(※1)
  • 高速道路無料化の背景と財源確保の方法(※2)
  • 亀井氏は、金融・郵政問題担当相として完全なミスキャスト(※3)
  • たった1枚のグラフが語る、日本経済の実態と新しい経済原論(※4)

などなど。
 先の所信表明に対する谷垣自民党総裁とのやり取りに至っては、「政策がなってない」 「このような状態にしたあなた達に言われたくない」と、まるで子供達の口げんか。
 閑(?)になった自民党議員は今がチャンス。先の反省に立って政策を練り、国民に信を問う。それがひいては身の保身であり、我々が求める二大政党の切磋琢磨です。

(※1) http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/15ae22a3c5dabe7fca644603836a4c02
(※2) http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/213af69aa6229458fa9ee934c501fc0d
(※3) http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/95b30986a97ed1d83d2f4676313c31e6
(※4) http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/1bd9f6702e280ab9f61b5870fdf1632a

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再販制度

 ネット通販でたまに洋書を購入します。購入先はamazon(※1)。欲しい本がamazonにしか無かったためですが、最近紀伊國屋書店(※2)でも手に入ることを知りました。店によって価格の比較ができ、より安価な方から購入できる選択肢が増えるのはありがたいことです。
 一方日本の書籍はそうはいきません。再販制度(再販売価格維持制度)で、出版社側から小売価格を指定しての定価販売が指示されています。ところが今の社会、厳密に守られていない例のあるのも事実です。
 今年五月、大日本印刷、丸善、講談社、集英社、小学館の5社がブックオフコーポレーション株を合計約31%取得し、「新刊本が発売と同時に半値近くで販売されるのを阻止する目的だ」と話題を呼びました。しかしその後の実体はどうでしょう。今の社会情勢では消費者に顔を向いていないと経営は成り立ちません。
 再販制度は著作権保護が主眼ですが、早くから再販制度を廃止しているアメリカ、イギリスなどで問題が発生しているのでしょうか。出版側として、良い(消費者に好まれる)本は、自由競争でなるべく多くの読者に読んでもらいたいとの発想は無いのでしょうか。そろそろ見直しても良い気がします。

(※1) http://www.amazon.co.jp/
(※2) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/

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冤罪を如何に防ぐか

 以前アメリカのテレビ番組「クローザー」が面白いと述べました。殺人特捜班のチーフが、任意の事情聴取やj尋問で犯人を追いつめて殺人事件を解決するストーリーです。次のシーズンのDVDが待ち遠しいです。
 先日、足利事件の再審無罪裁判の第一回公判が開かれ、菅家さんが如何に自白を強要されたか、技術革新後のDNA判定を裁判所はどうして無視し続けたのか、などを焦点にマスコミで大きく取り上げられ、警察での取り調べにビデオ撮影を義務づけるのはどうか?など、その透明性を高める論議の一つの要因ともなっています。
 冒頭で「クローザー」を取り上げたのは、日本とアメリカとの取り調べでの違いです。ドラマでは必ずと言っていいほど、「弁護士を呼んでください」との台詞が出てきます。それが権利でもあり、弁護士を呼ぶことができることを教える義務があるからです。
 日本ではどうして「弁護士立ち会い」の論議が起こらないのでしょうか?それにはどんな障害があるのでしょうか?
 話は跳びますが、米軍兵が基地外で起こした犯罪であっても、日本にはたちまちの捜査権はなく、地域住民の不満を呼び、同じ日本人としてはがゆい思いをします。アメリカのこれを拒む理由の一つが、日本の捜査にこの「弁護士立ち会い」がないこととも聞きます。
 いかなる理由で論議が立ち消えているのか知りませんが、もういちど「弁護士立ち会い」を論議してもいいのではないでしょうか。私個人としてはビデオ撮影よりもスッキリすると思うのですが。

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ゴルフ 日本オープン

 昨日のゴルフ、日本オープンには釘付けになってしまいました。競技三日目コース記録のスコアで牛蒡抜きのトップに立った石川遼君、ドライバーショットを池に入れてのバーディには神懸かりなものを感じましたが、昨日の6番ホールでのギャラリーへのいらだち様は、「この子も人の子だ」と少し安心させる面も。でもそのままずるずると崩れず、17番で追いつきプレイオフに持ち込むのは尋常の18歳ではありません。
 ゴルフでは、状況に応じ安全にプレイするが肝要、いかに冒険心を抑えて確率の高いプレイを選択するかが上級者の技能とはよく言われます。しかし彼のプレイを見ていると、いつも自らのベストショットを心がけているように見えます。「この試合に勝てるプレイをすればよい」では、更なる上のステップには上がれないとでも言いたげです。日頃の練習は自らのベストショットの確率を上げるためなのでしょう。
 今まで韓国選手(特に女子)が強いのは、ハングリー精神だと思っていました、が、彼のプレイにハングリーさは感じません。更に上を向いているということなのでしょう。

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老眼が進みました

 パソコンの壁紙に利用している3Dステレオグラムの視力向上効果を加齢が上回り、老眼の度が進み画面は見えても手元の書類がぼやけてきました。度が進んだといっても何年か前に眼鏡店で作った眼鏡が丁度合うようになったのですが、書類と画面で眼鏡を掛け替えないといけないのが不便です。
 眼鏡族にとって文字の大きさは大事な要因です。ここ何度か新聞は、高齢化に備え(別な要因が大きいと個人的には思いますが)活字のポイントを上げてきています。我が乾麺業界の商品表示の最小活字ポイントは、8と決められています。が、身の回りの商品や商品チラシなどには、「読まなくていいですよ」とばかりの小さな文字が並ぶものが少なくありません。電気製品や保険の約款など、眼鏡をかけた上更に虫眼鏡が必要なものもあり、その記述が重要だったりします。
 限られたスペースに表示する苦労はありますが、電気製品など、さも自慢げな認定マークの大きさを下げてでも、そちらの方を重視する配慮が必要に思います。

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医療費

 3割負担とはいえ、病院通いで医療費がかなり嵩んできました。薬は処方箋で薬局での購入ですので、副作用などの説明書きと共に金額が明示されていて素人にも分かりますが、病院への支払いは、保険計算のための専用のパソコンが備え付けられていたり、専門の事務員がいたりと複雑で、「○,○○○円になります。」と言われれば「はい、そうですか」と言われるままに支払い、明細書をじっくり見ることもありません。
 先日病院から電話がありました。「前回計算ミスで900円請求漏れをしていました。次回にその分のお支払いもお願いします。」
 「はいそうですか、分かりました」なのですが、一瞬「待てよ」と私の内の悪魂が頭をもたげます。計算ミスで金額不足での請求が起こるということは、逆に余分に請求することも起こっているのではないのだろうか? そんなときには、「前回計算ミスで900円余分に請求していました。ご返金させていただきます。」と連絡があるのだろうか?
 医療費の抑制で病院経営も苦しいようで、保険の不正請求などが摘発されたりして、医療費の透明化は素人の私などには計り知れない課題なのかも知れません。当面私などは医療内容も含めて信用のおける病院に通うということなのでしょう。

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保険

 火災保険の更新になじみの特約店の方が見えました。雑談の中でその方が言うには「新型インフルエンザの流行で倒産する会社がでてくるかも知れませんね。」 インフルエンザが従業員に流行し、集団で休まれれば生産がストップし、納入先が他社品に切り替えてしまい、生産再開後の売り先に困ってしまうという筋書きです。
 今の日本の状況では一時的な生産ストップで、その後取引事態が取りやめられることはないだろうとは思いますが、あり得ない事とは言えない筋書きです。
 「それで、それに対する保険商品は出ているのですか?」 「いやまだどの会社からも出てはいないようですね。」
 
 この話を聞いていて、保険会社というのも、リスクを掘り起こしては商品に仕立て上げていく因果な商売という気がします。

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